若松天神社のお参りの記録(1回目)
滋賀県八日市駅

東近江市で神社巡りに行ってきました。
社記に「神護景雲元年、常陸国鹿島の神が伊賀国名張郡夏身を経て、大和国に遷り給う途次假の御座所を設けられ、其の時に植えられた若松が忽に大樹となり繁茂したので、同四年神殿を造り香取の神を勧請した」とあります。又此社地は若松社として、平安期以後近江の歌枕として多く歌われています。祭神に関しては、輿地志略に「祭神は天満天神也、俗に若松天神と称すが春日明神なり」とあり、又淡海木間攫には「若松大明神、外村の生土神也、且御川辺大明神の御旅所也、本宮を去る事十五丁也」とあり、現在も河桁御河辺神社の春祭の御旅所となっています。
神社の境内は「若松の杜」（天神の森）と言われていますが、現在はグリーンロードによって南北に分割され、北側に「たねやクラブハリエ八日市の杜」があります。