天台真盛宗
正光寺へのアクセス
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駐車場に関する投稿
滋賀県の湖東・湖南地区の寺社仏閣巡りの4箇所目は、3箇所目の湖南市の北側に隣接する蒲生郡竜王町に在る慈雲山 正光寺です。
天台真盛宗で、本尊は阿弥陀如来。
この本尊・阿弥陀如来立像は重文です。
観光寺院ではないため竜王町観光協会にお願いして拝観予約しました。
開創は不詳、天正年間(1573~92年)に新徳上人により再興されたとの事です。
駐車場が見当たらず、仕方無く山門間に停めさせて頂きました。
山門をくぐると正面に本堂、右側に庫裏、左側手前に鐘楼という一般的な配置。
庫裏へ行って拝観予約した者と伝えると本堂へ行ってくれとの事で、本堂の扉を開けて頂き堂内へ。須弥壇真ん中のやや高い所に阿弥陀三尊。本尊・阿弥陀如来立像と脇侍の観音・勢至菩薩立像で、重文に指定されているのは中尊の阿弥陀如来立像。
外陣からの拝観のためやや距離がありますが、高さ約99cm、丸顔で玉眼入り、衣のひだは綺麗で且つ凹凸が大きく彫られています。優しさの中にも厳しさありという感じでしょうか。鎌倉時代後期~南北朝に慶派仏師により作られたとの事でした。(快慶の三尺阿弥陀の流れを汲む?) また、台座の墨書から八日市から買い取って1717年に寄進によって本尊として迎えたとの事です。
脇侍の観音・勢至菩薩立像は、本尊とは明らかに彫りが違い、腕の違いが明らか。江戸時代頃の作でしょうか。
左側の脇間には西国三十三観音が祀られていました。
最後に御朱印をお願いした所「うちは観光寺院ではないので御朱印は書いていない。」との事でしたので御朱印はありません。また、拝観料は賽銭箱に志納しました。
山門
鐘楼
本堂
阿弥陀三尊
阿弥陀如来立像
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