東光寺(出世不動明王)のお参りの記録(1回目)
滋賀県野洲駅

弘法大師が岩に刻んだ「出世不動明王」が見たくて参拝しました。
昔は西の比叡山延暦寺と対峙するほどの大きなお寺でしたが、織田信長の焼き討ちにあいました。寺伝では巨石に、西暦815年　弘法大師空海が42歳の時にこの山で修行をし、その厄除として不動明王を刻んで祀ったのがはじまりとされています。
他にも役の行者様、大日如来様、八大龍王様など、たくさんの神様が祀られています。
ほぼ廃寺状態だったお寺を、現在は修験道の行者であるご住職がお寺を修理してお守りされています。
呼ばれないと行けない神社と言われる十津川村の玉置神社で、唯一護摩焚きを許されたお寺で、毎年大護摩供養法要を行っているそうです。
その為か、東光寺も呼ばれないと参ることができないと言われているとのこと。
前日に弘法大師の不動明王を知り参拝に来た事を伝えると、本来なら無住のお寺で誰もいない日だったそうで、呼んでもらえたんだと言っていただきました。無事に参る事ができて良かったです。