福泉寺のお参りの記録(1回目)
滋賀県野洲駅

今回は滋賀県の寺院巡りです。先ず1寺目は、野洲市に在る祥雲山 金龍院 福泉寺です。
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
この阿弥陀如来坐像は県指定文化財です。

いつでも本堂は開けられており、本尊は厨子に入れられている訳ではないため拝観可能との事したが、法事等があると具合が悪いため事前に連絡してから伺いました。

済みませんが、勉強不足によりこの寺院の縁起・歴史はわかりません。

お約束した時刻に伺うとご住職の奥様？が本堂の縁でお待ちになっていました。拝観依頼した者ですと挨拶すると上がってくれと。（本堂の写真は後から撮ろうと思っていたが、撮り忘れてしまいました。）
須弥壇に本尊・阿弥陀如来坐像。脇侍の両菩薩は新しい像です。阿弥陀如来坐像は、高さ約79cm、胎内は黒漆が塗られ、背中側の貞應元年(1222年)の朱漆書きにより鎌倉時代初期の作。素地に見えますが元々は金箔で、表面が荒れていたため金箔をやり直そうとしたが、やめた方がいいと勧められ、表面を綺麗にしたためだからだそうです。平安時代の様なふくよかな優しいお顔とはやや違う感じがしました。

こちらは明照保育園を経営されており、毎朝、預かっているお子さんが怪我・事故をしないようにと阿弥陀さんにお願いしていると仰有っていたのが印象的でした。

尚、御朱印はやっていないとの事でした。

近くに野洲市歴史民俗博物館（銅鐸博物館とのWネーム）があり、企画展「近江湖南に華開く宗教文化」が行われていましたので、寄り道して観てきました。（入館料500円）