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正福寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年11月22日(水)
参拝:2023年8月吉日
三重・滋賀湖南地区・奈良の寺社仏閣巡りの3寺目は、滋賀県甲賀市甲南町に在る寿亀山 正福寺です。
臨済宗妙心寺派で、本尊は秘仏・十一面観音。
この本尊・十一面観音立像は重文で、釈迦如来坐像も重文。また、金剛力士像は県指定文化財(2023年3月指定)で、地蔵菩薩坐像は市指定文化財です。本尊・十一面観音立像は毎年8月10日の午前中のみ開帳されます。午前中との事で8時半に行きましたが、ご住職に何時から開帳ですか?と伺ったところ、4時から開帳しているとの事でした。(早~)
帰宅後ネット検索したら、元は33年に1度の開帳だったが長過ぎるとの事で17年に1度の中開帳を行う様にした。それでもと言う事で毎年8月に上半身だけ開帳する事にしたそうです。確かに腰の下辺りからは見えませんでした。
伝えによれば、聖徳太子が開創、平安時代は天台宗寺院であった。その後、1570年に勃発した元亀天正の争乱の際に織田信長軍の兵火により伽藍焼失。寛文年間(1661~73年)に実堂和尚により中興され、臨済宗妙心寺派になった。そんな折、5代将軍・徳川家綱は世継ぎに恵まれず、この地元代官から本尊が霊仏であると聞き、実堂和尚が世継出生祈願したところ懐妊した事を喜ばれ、現在地に移築再建、三つ葉葵の紋を下賜し、徳川家の祈願寺とした。これにより世継観音と呼ばれるようになったとの事です。(本堂に掛けられた幕には三つ葉葵の紋がある。)
新名神・甲南PAスマートICを下りて直ぐです。参道の石段前に停めてある車があり、その車の方に伺ったら「ここに停めてもいいし、坂道を上がった所にもあるよ。」と言われ、いつも参道から境内に向かう事にしていますのでその車の横に停めさせて頂きました。
石段を上がると近年建て替えられた仁王門。でも金剛力士像(阿形、吽形)は平安後期の作で県指定文化財。高さ約198cm、一木造、腰を捻らず直立に近く、動きを抑えた穏やかな仁王です。(門に掛けられた幕にも三つ葉葵の紋。)
鐘楼の横を過ぎると広場の様な。正面に手水、右側に境内社か鎮守社の八阪神社、小さな池があって弁天堂と?像。手水の先には本堂です。
早速、本堂に上がらせて頂いて、拝観料(500円)を納めて併せて御朱印をお願いしました。それ程広いお堂ではないため、外陣・内陣の区分けは無く、正面の一面が須弥壇となっており、近くから拝観させて頂きました。中央の厨子には秘仏本尊の十一面観音立像、右側に釈迦如来坐像、左側に地蔵菩薩坐像、両脇に二天像です。先に記載した通り、十一面観音立像と釈迦如来坐像は重文、地蔵菩薩坐像は市指定文化財。十一面観音立像は高さ約126cm、一木造、丸顔で穏やかなお顔、衣などは浅めの彫りで、平安後期の作。釈迦如来坐像は高さ約140cm、どっしりとして安定感があり、平安後期の作。地蔵菩薩坐像は高さ約159cm、右手に宝珠、左手に錫杖を持っており、こちらも平安後期の作。皆、見応えがあります。
最後に境内にある八阪神社と弁天堂に手を合わせてから参道を下り車に戻りましたが、何となく境内へ向かう道路を歩いてみたくなったので、少し上がると赤く塗られた稲荷社がありましたのでこちらにも手を合わせてから次へ向かいました。
臨済宗妙心寺派で、本尊は秘仏・十一面観音。
この本尊・十一面観音立像は重文で、釈迦如来坐像も重文。また、金剛力士像は県指定文化財(2023年3月指定)で、地蔵菩薩坐像は市指定文化財です。本尊・十一面観音立像は毎年8月10日の午前中のみ開帳されます。午前中との事で8時半に行きましたが、ご住職に何時から開帳ですか?と伺ったところ、4時から開帳しているとの事でした。(早~)
帰宅後ネット検索したら、元は33年に1度の開帳だったが長過ぎるとの事で17年に1度の中開帳を行う様にした。それでもと言う事で毎年8月に上半身だけ開帳する事にしたそうです。確かに腰の下辺りからは見えませんでした。
伝えによれば、聖徳太子が開創、平安時代は天台宗寺院であった。その後、1570年に勃発した元亀天正の争乱の際に織田信長軍の兵火により伽藍焼失。寛文年間(1661~73年)に実堂和尚により中興され、臨済宗妙心寺派になった。そんな折、5代将軍・徳川家綱は世継ぎに恵まれず、この地元代官から本尊が霊仏であると聞き、実堂和尚が世継出生祈願したところ懐妊した事を喜ばれ、現在地に移築再建、三つ葉葵の紋を下賜し、徳川家の祈願寺とした。これにより世継観音と呼ばれるようになったとの事です。(本堂に掛けられた幕には三つ葉葵の紋がある。)
新名神・甲南PAスマートICを下りて直ぐです。参道の石段前に停めてある車があり、その車の方に伺ったら「ここに停めてもいいし、坂道を上がった所にもあるよ。」と言われ、いつも参道から境内に向かう事にしていますのでその車の横に停めさせて頂きました。
石段を上がると近年建て替えられた仁王門。でも金剛力士像(阿形、吽形)は平安後期の作で県指定文化財。高さ約198cm、一木造、腰を捻らず直立に近く、動きを抑えた穏やかな仁王です。(門に掛けられた幕にも三つ葉葵の紋。)
鐘楼の横を過ぎると広場の様な。正面に手水、右側に境内社か鎮守社の八阪神社、小さな池があって弁天堂と?像。手水の先には本堂です。
早速、本堂に上がらせて頂いて、拝観料(500円)を納めて併せて御朱印をお願いしました。それ程広いお堂ではないため、外陣・内陣の区分けは無く、正面の一面が須弥壇となっており、近くから拝観させて頂きました。中央の厨子には秘仏本尊の十一面観音立像、右側に釈迦如来坐像、左側に地蔵菩薩坐像、両脇に二天像です。先に記載した通り、十一面観音立像と釈迦如来坐像は重文、地蔵菩薩坐像は市指定文化財。十一面観音立像は高さ約126cm、一木造、丸顔で穏やかなお顔、衣などは浅めの彫りで、平安後期の作。釈迦如来坐像は高さ約140cm、どっしりとして安定感があり、平安後期の作。地蔵菩薩坐像は高さ約159cm、右手に宝珠、左手に錫杖を持っており、こちらも平安後期の作。皆、見応えがあります。
最後に境内にある八阪神社と弁天堂に手を合わせてから参道を下り車に戻りましたが、何となく境内へ向かう道路を歩いてみたくなったので、少し上がると赤く塗られた稲荷社がありましたのでこちらにも手を合わせてから次へ向かいました。
御朱印
右側に道路があり、上がって行くと境内に駐車場あり
参道
仁王門
阿形(県指定文化財)
吽形(県指定文化財)
鐘楼
手水
宝篋印塔(市指定文化財)
本堂
本尊・十一面観音立像(ネットから転載)
八阪神社(境内社or鎮守社)
弁天堂と?像
稲荷社(境内へ行く道路沿いに在り)
頂いたお札
すてき
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