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常樂寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年05月20日(金)
参拝:2022年5月吉日
滋賀県寺院巡りの5寺目は、4寺目の栗東市の東側の湖南市に在る阿星山 常楽寺です。今回の寺院巡りの最後となります。
天台宗で、本尊は千手観音(33年に1度開帳の秘仏、2036年開帳予定)。
この千手観音と釈迦如来、二十八部衆は重文で、本堂と三重塔は国宝です。
湖南三山の1つ(他の2つは善水寺と長寿寺)。とは言っても湖東三山ほどポピュラーではありません。湖南三山は出来てまだ15年程度、何を隠そう私が知ったのも昨年です。
「湖南三山紅葉めぐり」として11/10~30の期間は予約不要で入山·拝観出来ますが、この期間以外は閉門しており境内にも入れませんので拝観には事前予約が必要です。今回拝観予約しようとTelしたら「GW期間中は特別公開するので予約は不要です。HPにも載せてあります。」との事でした。
伝えによれば、和銅年間(708~715年)に元明天皇の勅願により良弁(東大寺の初代別当)によって創建。平城京の離宮である紫香楽宮(742~745年)の鬼門鎮護していた。その後の延暦年間(782~806年)に天台宗に改宗されたとの事です。
1360年の火災により伽藍全焼するも同年のうちに観慶らによって再興。
1452年建立の仁王門は、豊臣秀吉により伏見城へ移築された後、1601年に徳川家康によって大津市の園城寺(三井寺)へ再び移築されて現存しています(重文)。
寺号柱の先に無料駐車場があります。
車を停めて先に行くと受付があり、拝観料(600円)を納めて境内へ。正面に国宝の本堂、右側に鐘楼、行者堂、普賢堂、薬師堂が並んでいます。左側奥には国宝の三重塔です。文化財多数の寺院ですが無住だった時期が長く、その間に仏像の盗難に遭っています。(全く罰当たりですね。)
本堂内は撮影禁止で、監視カメラを多数設置。監視されている感はあるわ、持参のカメラにはキャップを被せろだのスマホは鞄の中に入れろだの立看板があり、正直言ってそこまでやる必要があるの?と興ざめ。(過去の参拝者はそんなにマナーが悪かったの?)
気を取り直して拝観します。堂内は天台宗寺院に多い内陣と下陣を格子で分けるスタイル。内陣に入ると真ん中に閉扉の厨子(秘仏·千手観音を安置)、厨子の両側に二十八部衆と風神·雷神(重文)が並んでいるのは壮観。28+2=30躯のはずが実は28躯、何故なら2躯が盗難に遭っているから。後陣に進むと普賢堂から移した普賢菩薩、薬師如来(重文)、十二神将が安置されていました。
受付の裏側が納経所ですので御朱印を頂きました。
境内にはモミジが沢山。湖南三山が始まった時に他の2寺よりモミジが少なく、見劣りしない様にと毎年住職が植えて増やしているとの事です。紅葉の時期はモミジが綺麗でしょうね。
天台宗で、本尊は千手観音(33年に1度開帳の秘仏、2036年開帳予定)。
この千手観音と釈迦如来、二十八部衆は重文で、本堂と三重塔は国宝です。
湖南三山の1つ(他の2つは善水寺と長寿寺)。とは言っても湖東三山ほどポピュラーではありません。湖南三山は出来てまだ15年程度、何を隠そう私が知ったのも昨年です。
「湖南三山紅葉めぐり」として11/10~30の期間は予約不要で入山·拝観出来ますが、この期間以外は閉門しており境内にも入れませんので拝観には事前予約が必要です。今回拝観予約しようとTelしたら「GW期間中は特別公開するので予約は不要です。HPにも載せてあります。」との事でした。
伝えによれば、和銅年間(708~715年)に元明天皇の勅願により良弁(東大寺の初代別当)によって創建。平城京の離宮である紫香楽宮(742~745年)の鬼門鎮護していた。その後の延暦年間(782~806年)に天台宗に改宗されたとの事です。
1360年の火災により伽藍全焼するも同年のうちに観慶らによって再興。
1452年建立の仁王門は、豊臣秀吉により伏見城へ移築された後、1601年に徳川家康によって大津市の園城寺(三井寺)へ再び移築されて現存しています(重文)。
寺号柱の先に無料駐車場があります。
車を停めて先に行くと受付があり、拝観料(600円)を納めて境内へ。正面に国宝の本堂、右側に鐘楼、行者堂、普賢堂、薬師堂が並んでいます。左側奥には国宝の三重塔です。文化財多数の寺院ですが無住だった時期が長く、その間に仏像の盗難に遭っています。(全く罰当たりですね。)
本堂内は撮影禁止で、監視カメラを多数設置。監視されている感はあるわ、持参のカメラにはキャップを被せろだのスマホは鞄の中に入れろだの立看板があり、正直言ってそこまでやる必要があるの?と興ざめ。(過去の参拝者はそんなにマナーが悪かったの?)
気を取り直して拝観します。堂内は天台宗寺院に多い内陣と下陣を格子で分けるスタイル。内陣に入ると真ん中に閉扉の厨子(秘仏·千手観音を安置)、厨子の両側に二十八部衆と風神·雷神(重文)が並んでいるのは壮観。28+2=30躯のはずが実は28躯、何故なら2躯が盗難に遭っているから。後陣に進むと普賢堂から移した普賢菩薩、薬師如来(重文)、十二神将が安置されていました。
受付の裏側が納経所ですので御朱印を頂きました。
境内にはモミジが沢山。湖南三山が始まった時に他の2寺よりモミジが少なく、見劣りしない様にと毎年住職が植えて増やしているとの事です。紅葉の時期はモミジが綺麗でしょうね。
すてき
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