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金勝寺ではいただけません
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金勝寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年06月28日(火)
参拝:2022年6月吉日
滋賀県の寺院巡りの4寺目は、3寺目と同じく栗東市に在る金勝山 金勝寺です。栗東市でも一番南で、金勝山(こんぜやま)の中腹に在ります。
天台宗で、本尊は釈迦如来。
この釈迦如来坐像は重文で、他に軍荼利明王立像、虚空蔵菩薩半跏像、毘沙門天立像、地蔵菩薩坐像も重文です。
733年に聖武天皇の勅願により良弁僧正(東大寺初代別当)が開基、近江25別院を総括する大菩提寺として法相宗の仏教道場であった。815年に嵯峨天皇の勅願をうけ、僧の願安が伽藍を整備。833年に金勝山金勝寺となる。
1185年に火災に遭うが正心上人が再興し、天台宗に改宗。1549年の大火により焼失、再建には至らず、本堂は仮堂のままの現在に至ります。
道の駅「こんぜの里りっとう」の前の県道から別れて上がって行く道を進むとやや開けた所に出て、そこに無料駐車場があり、入山受付もありました。(舗装道路ですが道幅は狭いので注意して。)入山料(500円)を納めて、御朱印帳を預けて入山します。山岳大寺院の場合、かなりの段数の石段を上がらないと山門(ここは仁王門)に辿り着かないので、心して入山しましたが、大した事はなくすんなりと。(良かった。)
仁王門に近付くと人感センサーにて照明が点いて仁王像が照らされます。仁王門をくぐると正面に本堂、手前右側に二月堂。
先ず二月堂へ向かうと仏像の体が見えてきますが大き過ぎて胸から上は見えません。お堂に入るとまあデカい明王像です。1面8臂(腕8本)で高さ約3.6mあり大迫力です。平安時代10世紀の作。一般的には不動明王を中心に五大明王の場合が多いのですが、1躯だけなのは何故でしょうかね。
続いて本堂へ。堂内に上がらせて頂きます。
須弥壇に本尊の釈迦如来坐像、高さ約220cm、堂々とした定朝様、平安時代後期の作。二月堂の仏像とは真逆の優しいお顔です。
右側の間には願安と良弁の坐像を安置、左側の間には不動明王、蔵王権現、役行者を安置してありました。
順路通りに御香水館、大講堂跡を観てから、最後に虚空蔵菩薩堂。お堂は昭和に建立で新しいです。当日、虚空蔵菩薩堂内の下陣で「苔テラリウムワークショップ&フィールドワーク」という催し物があり、苔のテラリウムを作っていらっしゃいました。(有料企画、定員満員だったそうです。)そのためなのか、いつもなのかわかりませんが、お堂の横の奥から内陣に入らせて頂きました。真ん中に虚空蔵菩薩半跏像、右側に地蔵菩薩坐像、左側に毘沙門天立像。
まあこちらの虚空蔵菩薩も大きいです。高さ約2.6mあります。平安時代10世紀の作。また虚空蔵菩薩が右足を下に垂らす半跏像も初めて観ました。下陣からですと多分半跏の足の部分は見え辛いと思います。毘沙門天は高さ約175cm、平安時代10世紀の作、丁寧に彫られていています。足元の邪鬼を外して別に安置。地蔵菩薩は高さ約84cm、平安時代後期の作。
入山受付に戻ってきて預けておいた御朱印帳を受け取って失礼しました。
多数の仏像が観れて満足。また機会があれば参拝したいです。
天台宗で、本尊は釈迦如来。
この釈迦如来坐像は重文で、他に軍荼利明王立像、虚空蔵菩薩半跏像、毘沙門天立像、地蔵菩薩坐像も重文です。
733年に聖武天皇の勅願により良弁僧正(東大寺初代別当)が開基、近江25別院を総括する大菩提寺として法相宗の仏教道場であった。815年に嵯峨天皇の勅願をうけ、僧の願安が伽藍を整備。833年に金勝山金勝寺となる。
1185年に火災に遭うが正心上人が再興し、天台宗に改宗。1549年の大火により焼失、再建には至らず、本堂は仮堂のままの現在に至ります。
道の駅「こんぜの里りっとう」の前の県道から別れて上がって行く道を進むとやや開けた所に出て、そこに無料駐車場があり、入山受付もありました。(舗装道路ですが道幅は狭いので注意して。)入山料(500円)を納めて、御朱印帳を預けて入山します。山岳大寺院の場合、かなりの段数の石段を上がらないと山門(ここは仁王門)に辿り着かないので、心して入山しましたが、大した事はなくすんなりと。(良かった。)
仁王門に近付くと人感センサーにて照明が点いて仁王像が照らされます。仁王門をくぐると正面に本堂、手前右側に二月堂。
先ず二月堂へ向かうと仏像の体が見えてきますが大き過ぎて胸から上は見えません。お堂に入るとまあデカい明王像です。1面8臂(腕8本)で高さ約3.6mあり大迫力です。平安時代10世紀の作。一般的には不動明王を中心に五大明王の場合が多いのですが、1躯だけなのは何故でしょうかね。
続いて本堂へ。堂内に上がらせて頂きます。
須弥壇に本尊の釈迦如来坐像、高さ約220cm、堂々とした定朝様、平安時代後期の作。二月堂の仏像とは真逆の優しいお顔です。
右側の間には願安と良弁の坐像を安置、左側の間には不動明王、蔵王権現、役行者を安置してありました。
順路通りに御香水館、大講堂跡を観てから、最後に虚空蔵菩薩堂。お堂は昭和に建立で新しいです。当日、虚空蔵菩薩堂内の下陣で「苔テラリウムワークショップ&フィールドワーク」という催し物があり、苔のテラリウムを作っていらっしゃいました。(有料企画、定員満員だったそうです。)そのためなのか、いつもなのかわかりませんが、お堂の横の奥から内陣に入らせて頂きました。真ん中に虚空蔵菩薩半跏像、右側に地蔵菩薩坐像、左側に毘沙門天立像。
まあこちらの虚空蔵菩薩も大きいです。高さ約2.6mあります。平安時代10世紀の作。また虚空蔵菩薩が右足を下に垂らす半跏像も初めて観ました。下陣からですと多分半跏の足の部分は見え辛いと思います。毘沙門天は高さ約175cm、平安時代10世紀の作、丁寧に彫られていています。足元の邪鬼を外して別に安置。地蔵菩薩は高さ約84cm、平安時代後期の作。
入山受付に戻ってきて預けておいた御朱印帳を受け取って失礼しました。
多数の仏像が観れて満足。また機会があれば参拝したいです。
すてき
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nomuten973投稿
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