みょうかんじ|臨済宗妙心寺派|雲照山
妙感寺へのアクセス
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駐車場に関する投稿
滋賀県の湖東・湖南地区の寺社仏閣巡りの2箇所目は、湖南市に在る雲照山 妙感寺です。
臨済宗妙心寺派で、本尊は十一面千手観音。
この本尊・十一面千手観音坐像は市指定文化財です。
今回の寺社仏閣巡りの計画には入っておりませんでしたが、1箇所目の上乗寺を兼務されており、御朱印を頂こうと併せて参拝しました。
南北朝時代の延元年間(1336~40年)に、大本山妙心寺の第2世の授翁宗弼(じゅおうそうひつ、昭和天皇から大師号が宣下され微妙大師)禅師が創建。1570年に織田信長の焼き討ちに遭い焼失。1661年に愚堂国師により再興されたとの事です。
寺号柱から参道を進むと駐車場がありましたので停めさせて頂きました。
参道正面にあるのが本堂、左側石段上が観音堂と思いましたが、本堂と思ったのが開山堂(方丈)で、観音堂が本堂でした。
石段を上がって本堂へ、扉が開かれていますが中には入れませんので戸口からの拝観。須弥壇真ん中にど~んと本尊・十一面千手観音坐像(市指定文化財)。高さ約164cmあり、脇手が両側に広がっているため大きく見えます。南北朝時代の作と考えられ、当寺創建年代と合います。堂内には微妙大師坐像(市指定文化財)も安置されているそうですが確認できませんでした。
本堂横には微妙大師塔所(墓所)があります。
開山堂(方丈)は、1661年に後水尾天皇の中宮の東福門院の水口御殿の一部を移築したものとの事ですが中には入れませんでした。
その裏には石庭、クラファンで苔むしてしまったり劣化した小石を入れ替えた様です。また、裏山の谷筋には不老の滝がありました。
一通り境内を観てから庫裏に行って、こちらにお邪魔した経緯をお話しして、先の上乗寺と妙感寺の御朱印を頂きました。それと、「磨崖仏→」という案内看板がありましたが、どの程度登る必要があるのかわからなかったため(この酷暑に長い時間は登れないので)ご住職にお聞きした所、「10分位。ただ足元が悪いし、害獣避けネットを開ける必要有り。」との事。折角なので行く事にしました。
不老の滝の橋を渡り、暫く登って行くと建屋があり、手前に案内看板。その建屋の中に磨崖仏がありました。てっきり崖の岩肌に彫られていると思っていたので正直拍子抜け(雨水による劣化は防げる)。岩の真ん中に地蔵菩薩が彫られていて両脇に童子?が彫られていました。鎌倉時代に造られたもので市指定文化財でした。(撮った写真ではやけに緑色となり苔が生えているみたいですが、実物はそんな事はありません。)
下りてきて駐車場に戻り、汗だくになってしまったので着替えをしてから次に向かいました。
御朱印
開山堂(方丈)
本堂(観音堂)
本尊・十一面千手観音坐像
微妙大師塔所
開山堂(方丈)裏の石庭
不老の滝
磨崖地蔵菩薩像
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