まんげつじ(うきみどう)
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満月寺(浮御堂)ではいただけません
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満月寺(浮御堂)のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年05月19日(木)
参拝:2022年4月吉日
【近江國 古刹巡り】
満月寺(まんげつじ:浮御堂)は、滋賀県大津市堅田にある臨済宗大徳寺派の寺院。山号は海門山(かいもんさん)。本尊は聖観音菩薩。別名は「千仏閣」、「千体仏堂」。木造聖観音坐像は国指定の重要文化財。
創建は不詳。寺伝によると、平安時代に恵心僧都(源信)が琵琶湖からすくい上げた阿弥陀如来を祀るため、湖上安全と衆生済度を祈念して建立した。江戸時代後期には浮世絵師・歌川広重が錦絵による名所絵揃物「近江八景」の一つとして、当寺の浮御堂を「堅田落雁」に描き込んでいる。現在の浮御堂は昭和戦前1934年の室戸台風によって倒壊し、1937年に再建され、1982年に修理されている。
当寺は、JR湖西線・堅田駅の南東1.5kmの琵琶湖(南湖)西岸の湖畔にある。境内は広くはなく、堂宇も少ないが、琵琶湖に突き出た浮御堂と、浮御堂から見た景色が見どころ。境内の松の巨木群も見事で、絵になる景色が多いところが特色。
今回は、旅行情報サイト「じゃらん」において滋賀県の人気寺社仏閣ランキングの上位に挙がっていたため参拝することに。参拝時は休日の午後、ときどき雨がぱらつくあいにくの天気であったが、自撮りなどを楽しむ若者を中心に、それなりの人数の参拝者・観光客が訪れていた。
境内西端の入口全景。立派な双松が迎えてくれる。
入口の<山門>。手前の柱には緑の字で「名所 堅田落雁」「海門山 満月寺」とある。
山門をくぐって境内に入ると、内部はきれいな日本庭園のようになっている。
参道の右手にある<客殿>。
参道左手の<納経所>から振り返ったところにある大きな古松。参拝前に御朱印帳を預ける。
参道を進むと、松の大木の先に<浮御堂>がちらっと見える。
先に参道左手の<観音堂>に参拝。
観音堂には、国指定の重要文化財である<木造聖観音坐像>が安置されている。
大きく幹を伸ばした松の大木が、行く手を阻む(冗談です)...(^_^;)
浮橋の先の<浮御堂>。以前の堂宇は1934年の室戸台風で倒壊、現在の堂宇は1937年の再建、1982年改修。
右側から裏手(湖側)に廻る。琵琶湖南部の景色。
<浮御堂>正面の扁額には、そのまんま「浮御堂」と書かれている。
<浮御堂>内部には「千体阿弥陀仏」が祀られている。建物裏側の金色の仏像もたぶん阿弥陀仏像。
<浮御堂>正面から見た琵琶湖の景色。前方は琵琶湖東岸かな。
琵琶湖北方を望む。遠くに見えるのは琵琶湖大橋。
浮御堂から見た境内南側。石垣できれいに整備されている。
境内南側から見た<浮御堂>。絵になる。天気が悪いのだけが残念...(^_^;)
湖畔の1つ目の<芭蕉句碑>。江戸時代後期の1795年建立。
「鎖あけて月さし入よ浮み堂」1691年8月16日に詠んだ句とされる。
「鎖あけて月さし入よ浮み堂」1691年8月16日に詠んだ句とされる。
湖畔の2つ目の<芭蕉句碑>。昭和戦後1963年(芭蕉二百七十年忌)の建立。
「比良三上雪さしわたせ鷺の橋」1690年冬から翌年の春にかけて詠まれた句とされる。
「比良三上雪さしわたせ鷺の橋」1690年冬から翌年の春にかけて詠まれた句とされる。
最後に、とっても印象に残る<浮御堂>。江戸時代からの人気にも納得。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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