熊野神社のお参りの記録(1回目)
埼玉県幸手駅

幸宮神社の兼務社です。以前は権現堂村と称する村で、村内には三つの権現があったそうです。こちらの熊野権現社は若宮神社と白山神社との合社で、「熊野若宮白山権現合社」と称しており、村名にもなるくらいの大規模な神社だったという。近くには桜の名所の権現堤があり、この辺りは権現河岸といって船運で賑わっていた地区でした。しかし、流通手段が変化するにつれ、今はその面影は有りません。先程の浅間神社と違って社頭は少し寂しい感じがしました。神社も規模が小さくなっていったと思われ、社地は細長く、瑞垣も有りません。社殿は立派なもので、なんとか以前の隆盛を感じさせてくれました。しかし、無人の神社は寂しい！