いまぎあおさかいなみいけがみじんじゃ
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今城青坂稲実池上神社(いまき・あおさか・いなみ・いけがみ~)(神川町)は、埼玉県児玉郡神川町関口にある神社。祭神は淤迦美神(おかみ)、豊受毘賣命、罔象女神(みずはのめ)、埴安姫命の4柱。
『明細帳』によると創建は不詳だが、延喜式内当国四十四座の一つである「今城青坂稲実池上神社」であると伝わる。つまり927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「武蔵國 賀美郡 今城青坂稲実神社(いまきあおさかいなみいけのうえ~) 小」の論社の一つとなっている。なお論社は当社以外にも4社ある。当社は、『風土記稿』では「丹生(たんしょう)明神社」と記されるが、これはかつての当地領主・安保氏の祖先が大和國丹生川上神社を当地に勧請したことによるという。戦国時代の1577年に阿保村から分村する際に現在地に遷座したとのこと。
当社は、JR八高線・丹荘駅の北西500mほどの、住宅街の外れ、田園地帯の中にある。境内は木々が少なく明るいので、一見、住宅街の公園かのような見た目。境内の広さ、社殿の大きさからすると、<ザ・村の鎮守>といったところ。
今回は、武蔵國の式内論社であることから参拝することに。参拝時は週末の昼ごろ、自分以外には人っ子一人見かけなかった。
境内東端入口にある<鳥居>。社号標はちょっと離れていて、、、
<鳥居>と<社号標>を同時に写真に収めるとこんな感じ。当社は道と境内の間に柵や塀がないので開放的な感じ。
参道左側にある、瓦屋根の<手水舎>。
参道はまっすぐ伸び、突き当りで右に90度曲がる。参道右側にはブランコがあり児童公園を兼ねている。
参道突き当り近くの樹木の根元に立っている石碑群。劣化し過ぎて何が書いてあるかは不明。
参道を右折し、ちょっと進んで参道左側にある境内社。ただの石製小祠だが、立派な土台と生鳥居があり、何か由緒がありそう...
<拝殿>全景。旧村社とすると、まずまずのサイズがある。彫刻や彩色はなく簡素。
正面扁額には<延喜式内 今城青阪稲實池上神社>と書かれている。(「今」の字が左右逆になっているのは、ちょっとした風流かな?)
社殿の左側に並んでいる境内社群。
社殿の奥に並んでいる境内社群。
<社殿>全景。拝殿と後ろの覆屋が一体になっている。
拝殿後ろの覆屋。本殿は見えない。
社殿の右手(東側)にある社務所。無人。
入口付近に戻って<社号標>。<延喜式内 今城青坂稲實池上神社>と書かれていて、拝殿扁額とは「阪」の字が「坂」で異なる。
社号標の字は、5km離れた<金鑚(かなさな)神社>の宮司の筆。
神社入口にバイクを停めようとしたところ、スタンドが土に無限にめり込んで、危うく<立ちごけ>しそうになった。
なんとか難を逃れたが、地面がこんなに柔らかいのは、境内はもともと水田か何かだったんだろうか...(^_^;)
武蔵国加美郡の式内社「今城青八坂稲実池上神社」の論社です。もう一つの同名社と違って、住宅地の中に鎮座していました。
《鳥居》
こちらは明神鳥居です。この時点でもう一社の方とは全然違います。
《社号碑》
分かってはいますが、石碑に書くと長い…
《御神木》
《拝殿》
《扁額》
《由緒書き》
☆チェックポイント!!
こちらにも勧請されたとかかれています。これはもう神社自体が本宮が別にあるってことなんでしょうか…
《末社》
《境内》
鎮守の杜というよりは庭って感じです。
《石碑》
住宅地のそばだからか、遊具も置かれたりしており、より氏子さん方に寄り添ってるイメージでした。
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