おぶすまじんじゃ
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【武蔵國 式内社巡り】
小被神社(おぶすま~)は、埼玉県大里郡寄居町富田にある神社。式内社で、旧社格は村社。主祭神は瓊瓊杵尊、配祀神は木花咲耶姫命、産火火出見尊。
社伝によると、安閑天皇の御代(531年~535年)に富田鹿が富田村字塚越に祠を立て、小被神を祀ったのが始まり。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「武蔵國 男衾郡 小被神社」に比定されている。江戸時代前期の1669年に富田村民と赤浜村民との領境論争により現在地に遷座した。
当社は、東武東上線・男衾駅の北東600mの南北にはしる県道274号線(赤浜小川線)沿い西側のなだらかな傾斜地の林の中にある。境内はそこそこの広さで、ススキが生い茂る低地に入口があり、50mほど登ったところに社殿がある。その途中の参道脇にいくつか境内社が建っている。塀や囲いは一切なく、林の中に社殿等が建っているという、自然いっぱいの印象。
今回は、武蔵国の式内論社であることから参拝することに。参拝時は週末の午後遅めの時間で、自分以外には参拝者はいなかった。
境内南端全景。鳥居は見えるが、社号標は見当たらない。
※Wikipediaの記載によると、他の場所に<一の鳥居>があるようで、この鳥居は<二の鳥居>らしい。
境内入口の<鳥居>。玉垣が文字通り、大きな丸石でできているのが特徴的。
鳥居をくぐってすぐ右側にある<手水舎>。
<拝殿>全景。扁額はない。絵は消えているが大きな絵馬が掛かっていたのかな。鳥居と社殿までの距離はさほど長くはない。
拝殿前左側の、めちゃくちゃクセが強い風貌の<狛犬>。頭が大きく顔が横に長い。
拝殿前右側の<狛犬>。鼻が大きい分、こっちの方がもっとクセが強いかな...(^_^;)
<拝殿>内部。
<社殿>全景。拝殿の後方に本殿があると思ったが存在しない。どうやら拝殿と本殿が一緒になっているみたい。
手水舎近くまで参道を戻り、参道左手(西側)にある境内社群。同じようなサイズの建物がずらずらと並んでいる。これも当社独特の風景。
まず左端は<伊勢原 神明神社>。
右隣は<中郷 愛宕神社>。
その右隣は<谷津 白山神社>。
またその右隣は<塚越 稲荷神社>。
右端は<下郷 内の宮社>。すべての建物が覆屋のようになっているみたい。あと、社名の前に苗字か地名かが冠として付いているのが当社独特。
<下郷 内の宮社>近くから境内入口方向を望む。
参道右手(東側)にある<神楽殿>。
社殿近くにある<御神木>。
社殿近くの石碑の境内社、<富士浅間大神>。
社殿近くには、石祠がぱらぱら。
入口近くの境内社。
境内の南側にはたくさんのススキが生えていて、夕日を浴びて黄金色に輝いていた。(^▽^)/
東武東上線男衾駅から徒歩10分ちょいのところに居られます。
530年頃にはここから南西の不動寺さんのところに居られたとか。
静かで落ち着いた雰囲気でした。
※私が参拝したときも神職さんは不在で御朱印は頂けませんでした。
狛犬さんです。
カクカクして可愛いですね。
石の感じから昭和60年代~平成とおもわれますが、よく見かける岡崎スタイルとは違いますよね。
良い感じのカクカク具合ですね
摂社もいっぱい居られます。
鳥居越しに拝殿。
名称 | 小被神社 |
---|---|
読み方 | おぶすまじんじゃ |
通称 | 明神様 |
参拝時間 | なし |
参拝にかかる時間 | 10分 |
参拝料 | なし |
トイレ | なし |
御朱印 | なし |
詳細情報
ご祭神 | 《主祭神》
瓊瓊杵尊 《配祀神》 木花咲耶姫命 彦火火出見尊 |
---|---|
創建時代 | 安閑天皇の御代(531〜535年) |
創始者 | 富田鹿 |
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