曹洞宗
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★鎌倉街道上道散策(嵐山町〜小川町)5
【散策ルート】
①東昌寺〜②平澤寺〜③志賀観音堂〜④杉山城跡〜⑤普光寺〜⑥輪禅寺〜⑦八和田神社〜⑧普賢寺〜⑨諏訪神社奉祀遺跡〜⑩馬頭観音(鎌倉街道説明板)
鎌倉街道からは離れますが、普光寺から上横田へ進み、脇道に入ります。田んぼの側道にお寺(輪禅寺)が見えてきます。
⑥輪禅寺
輪禅寺は小川町上横田にある曹洞宗の寺院で一機山と号します。本尊は釋迦牟尼佛で、創建年代等は不詳ながら当初は安養寺という小寺だったと伝えられます。徳川家康の関東入国後に当地の領主となった武田信俊は、長篠の合戦で討死した武田信実の菩提を弔うため、伝州忠的を開祖として慶長13年(1608)に開山したといいます。武田氏一族の墓域、及び武田信俊筆鷹絵図は小川町有形文化財に指定されています。
鎌倉街道上道からは西に外れ、鎌倉街道と関連のないお寺ですが、秘めた歴史を今に伝える寺です。
武田信玄の弟、武田信実が長篠合戦で戦死しましたが、その子信俊は武蔵のこの地に落ちのびて住んだといいます。寺はその武田氏の館跡だといわれています。
武田氏は織田信長に滅ぼされてしまったと思っていましたが、密かにこの土地で生き伸びていたのでした。この地の近くの奈良梨は諏訪氏が移り住んだところといわれ、諏訪氏と武田氏の関係から鎌倉街道とは無縁ではないのかも知れません。武田氏は八幡太郎源義家の弟、新羅三郎源義光を祖としている源氏の一族でもあります。
⑥輪禅寺 山門
⑥輪禅寺 庚申塔
⑥輪禅寺 庚申塔
⑥輪禅寺 説明板
⑥輪禅寺 山門
⑥輪禅寺 六地蔵像
⑥輪禅寺 観音像
⑥輪禅寺 千体地蔵菩薩像
⑥輪禅寺 観音像
⑥輪禅寺 本堂
⑥輪禅寺 道元禅師像
⑥輪禅寺 参道
⑥輪禅寺 参道
名称 | 輪禅寺 |
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詳細情報
宗旨・宗派 | 曹洞宗 |
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