せんぷくじ|曹洞宗|増輝山
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楽しみ方泉福寺のお参りの記録一覧

増輝山泉福寺は曹洞宗の寺院になります。康永3年(1344)頃の僧・休庵が結んだ草庵にその源を発するとされ、寺としての開山は元和元年に大雲演徹禅師によって開かれました。
境内には、もともとは増形のはずれの塚に建っていた「コマン坊さま(コガン坊さま)」と呼ばれる石塔があります。耳の病気にご利益があるそうです。
川越市教育委員会刊行の「川越の伝説」によると、
『昔、増形のはずれにこんもりとした塚がありましたが、ここにちょっとめずらしい「コガン坊様」と呼ばれる石塔がたっておりました。このあたりに、お寺があったともいわれておりますが、ハッキリしていません。
この「コガン坊様」は耳んだれのコガン坊様とも言われております。耳の病気で困っている人たちが竹でっぽうに、お酒を入れてやってきて「コガン坊様、どうかお願いですからオラの耳を治してください」とお願いして竹でっぽうのお酒をいただいて帰り、紙縒りに浸み込ませて耳の悪いところにつけます。そうしますと不思議にもケロリと治ります。
今度はすぐお礼に伺います。この時は、お酒の入った竹でっぽうを倍にして持っていきます。そして、コガン坊様のすぐ前にある鳥居にひっかけて、ありがとうございますと言うそうです。
扇町屋(入間市)坂戸(坂戸市)など遠くからうわさを聞いてやってきたそうです。
この「コガン坊様」は慶安年間の年号が刻まれ蓮の花の浮彫も美しく、今は福泉寺の鐘楼前に置かれています。』
とのことでした。


本堂




鐘楼

六地蔵


寺務所

コマン坊様の石塔
「慶安五年」の年号と覆屋の額に書かれた「法印権大僧都覚秀」が刻まれています。


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