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廣瀬神社ではいただけません
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ひろせじんじゃ

廣瀬神社のお参りの記録(1回目)
埼玉県稲荷山公園駅

投稿日:2021年08月02日(月)
参拝:2020年7月吉日
廣瀬神社は、埼玉県狭山市にある神社。式内社で、旧社格は県社。主祭神は若宇加能売命(わかうかのめのみこと)。相殿神として神火産霊命(かみほのむすびのみこと)・木花咲耶姫命(このはなさくやびめのみこと)・八衢比古命(やちまたひこのみこと)・八衢比売命(やちまたひめのみこと)・久那斗命(くなとのみこと)の5柱を祀る。

社伝によると、景行天皇の御代、日本武尊が東征の際に当地を訪れ、廣瀬大社が鎮座する大和国広瀬郡川合(現奈良県北葛城郡河合町)に似ているとして廣瀬大社の神々を分祀し武運長久と五穀豊穣を祈願したことに始まるとしている。ただし、日本武尊が伝説上の人物で、廣瀬大社にも武蔵国に分祀した記録がない。国史の初見は『日本文徳天皇実録』で、850年に官社に列した記録がある。平安時代927年の『延喜式神名帳』に記載がある「武蔵国 入間郡 廣瀬神社 小」に比定されている。
江戸時代には、上広瀬村、下広瀬村の鎮守となったが、1823年に別当寺の宝蔵寺の火災で古文書を焼失している。明治時代の近代社格制度下では郷社に列し、のちに県社に昇格した。

当社は、西武新宿線・狭山市駅の西方3km、西武池袋線・入間市駅の北方3kmの入間川の北側ののどかな住宅街にある。旧県社格らしく境内は広々していて、御神木の大ケヤキを中心に自然が溢れている。野鳥にとっても憩いの場となっていると思われる。

今回は、武蔵国の式内社ということで参拝することに。参拝時は週末の午後で、参拝自体には興味がなさそうなカメラ愛好会のメンバー20人ほどが、境内を思い思いに撮影しながらふらふら歩いていた。

※社務所の張り紙によると、毎月1日と15日の午前中のみ社務所が開いているとのこと。おそらく御朱印はそのタイミングのみ拝受できると思われる。
廣瀬神社の鳥居
大通りから見た境内入口の<鳥居>。鳥居が奥まっていて、社号標が少し離れているので目立たない。
廣瀬神社(埼玉県)
鳥居をくぐると広い駐車場エリアがあって、さらに進むと石の塀で囲まれた神域に入る。カメラ愛好会のメンバーが大勢で木の上を見上げている。
廣瀬神社の建物その他
参道を進む。
廣瀬神社の手水
参道の左側にある<手水舎>。
廣瀬神社(埼玉県)
ふたたび参道を進む。
廣瀬神社の本殿
神明造の<拝殿>全景。両サイドに立つ樹木の元気良すぎで全ては見えない...(^_^;)
廣瀬神社の本殿
<拝殿>正面。扁額は向拝の手前に掛かっている。扁額の<廣瀬神社>の文字は、「明治の三筆」と称された、長州藩出身の維新志士・書家の野村素介という人物の書とのこと。確かに美しい文字。
廣瀬神社の本殿
<社殿>全景。大きな拝殿に対して、バランスの良い大きな本殿が後ろに控えている。
廣瀬神社の建物その他
社殿と社務所の間にある、大きな袴腰の<鐘楼>(かな?)。
廣瀬神社の建物その他
<御神木>をすべて画角に収めて撮影するとこんな感じ。
廣瀬神社の建物その他
御神木の近くにある<神楽殿>。
廣瀬神社の建物その他
表札に<神輿庫>とある建物。扁額には美しい書体で<徳維新>と書かれている。当社の神輿は江戸時代末期1864年に製作・奉納されたものとのこと。
廣瀬神社の建物その他
こちらが<社務所>。通常は無人、月2日午前中のみ有人らしい。おそらく御朱印はこちら。
廣瀬神社の自然
それにしても立派な御神木の<大ケヤキ>。推定樹齢700~800年で、高さ30m、幹回り6mある。
江戸時代に編纂された『新編武蔵風土記稿』によるとケヤキの巨木は3本あると記されているが、現在では2本対になっているとのこと。
廣瀬神社の自然
もう一つの御神木の<大ケヤキ>。神輿庫の脇にある。
廣瀬神社の建物その他
境内入口の近くにある<芭蕉句碑>と<二宮金次郎像>。
廣瀬神社の建物その他
最後に、境内入口の鳥居から少し離れている<社号標>。

すてき

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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