いずもいわいじんじゃ
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出雲祝神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年02月28日(月)
参拝:2020年12月吉日
【武蔵國 式内社巡り】
出雲祝神社(いずも・いわい~)は、埼玉県入間市宮寺にある神社。式内論社で、旧社格は村社。祭神は、天穂日命(あめのほひ)、天夷鳥命(あめのひなとり)、兄多毛比命(えたもひ:初代武蔵国造)の3柱。
社伝によると、景行天皇年間(71年~130年)の創建で、日本武尊が東夷征伐時に小手指原に立ち寄り、天穂日命、天夷鳥命を祭祀したことに始まる。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「武蔵國 入間郡 出雲伊波比神社 小」の論社となっていて、他の論社としては出雲伊波比神社(埼玉県入間郡毛呂山町)、北野天神社(埼玉県所沢市)がある。戦国時代には「出雲祝神社」と称したが、江戸時代には「寄木明神社」と称し、徳川家康から朱印地10石を拝領している。「寄木」の名の由来は、天穂日命が東国に下った際、出雲の国・杵築湾に漂い寄った樹種を携えて来て播種したことによると伝わる。明治時代に入り、社号を再び「出雲祝神社」と改称し、村社に列した。
当社は、JR八高線・箱根ヶ崎駅の北東3kmの狭山丘陵の北西麓にある。丘陵の際にあるが、周辺まで宅地開発されている。境内東端入口は低い場所にあって、西端の社殿周りが少し高い場所になっている。林を抜ける長い参道に広い境内で、サイズ感としてはワンランク上の旧郷社格。狛犬など古そうなものもあるが、社殿などは新しく、現在でも氏子衆に大事にされている感じがする。
今回は、武蔵国の式内社ということで参拝することに。参拝時は週末の午後、境内は自分以外には参拝者はいなかった。
※御朱印は、境内北側の少し離れたところにある宮司さん宅で拝受。
境内東端入口にある<社号標>。鳥居がないので、公園の入口のように見える。
階段を上がって社殿方向を望む。長くまっすぐに伸びる参道。
少し進んで<一の鳥居>。
石扁額には<寄木宮>と刻まれている。
参道はなかなかの長さ。参道右側はずっと林だが、左側は一部住宅地が迫っていて樹木がなく明るい。
いよいよ社殿が見えてくる。
階段を登って<二の鳥居>。こちらの石扁額は<出雲祝神社>と刻まれている。
参道左側の<狛犬>。台座は新しそうだが苔か何かで緑色になっている。狛犬自体は古そうで、良い味を出している。
参道右側の<狛犬>。年季からすると、明治期か江戸期か。
社殿に向かって歩くと、左手にある<手水舎>。
社殿周り全景。中央に本社拝殿、左右に境内社が見える。
<拝殿>正面。屋根も躯体も新しそう。全体にのっぺりとした印象。
<拝殿>内部。非常にきれいにされている。
斜めから<社殿>全景。本殿(覆屋)も拝殿とともに新しく再建されている。
社殿の左側にある<護国神社>。祭神は高御魂命で、護国の英霊を合祀。
真ん中に本社社殿。
社殿の右側に<八雲神社>。祭神は素戔嗚尊。
参道からの階段を上がってすぐ右側にある<神楽殿>。
新しい建物の社務所。当社は社殿含めて最近新しくした感じがする。氏子さん達の熱意かな。
境内近くから見える、近隣の狭山丘陵の景色。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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