すえやまじんじゃ
陶山神社佐賀県 有田駅
授与所:09:00〜17:00
日本の伝統工芸品である磁器の代表格である有田焼の産地に鎮座している神社です。陶工の工房が軒を連ねる町を見下ろす高台にあり、有田焼陶祖の神として崇敬されています。一般的には陶器製の鳥居や狛犬があることで有名ですね。
《社号碑》
途中にJR佐世保線の線路が通ってますが、これ正月とかだと大変だろうなぁ…
《鳥居》
柱の部分が通常より太い肥前鳥居です。
狛犬さんも石作りでなく、青銅みたいなちょっと金属みがありますね。
《由緒書き》
創建は1658年で、1610年ごろから肥前磁器が作られ始めたので、まさしく陶工たちの守護神として祀られたようです。
ちなみに勧請元の神之原八幡宮は当サイトに登録がないものの現存します。
《手水舎》
水は流れています。
《表参道》
高台にあります。
《灯籠》
《磁器製の鳥居》
有田焼の特徴である「染付」と呼ばれる藍色の色付けが綺麗ですね。
ねっとにある2017年の写真では結構ひび割れていましたが、現在はきれいに修繕されています。
《狛犬像》
このツルッとした陶器らしさがすごいですね。
《大甕》
奉納品のようです。いくらするんだろ…
《柱や灯籠》
こっちの方がより藍色が濃いですね。
《拝殿》
こちらの狛犬さんは石製ですね。陶器の鳥居や灯籠は明治以降の奉納品のようですし、より古いのかもしれません。
《扁額》🙏
👁チェックポイント‼️
磁器の名称として「有田焼」と「伊万里焼」の2種類がありますが、江戸時代は流通が海路に集中し、伊万里港から出荷されたことから「伊万里焼」と呼ばれています。明治以降は陸路でも流通するようになり、当地から直接の出荷が可能となったことで「有田焼」となりました。
ただし伊万里の方でも焼き物は継続して行われており、現在では市内で作成されたものを「伊万里焼」、有田焼も含めてなものを「古伊万里」と呼びます。なんでも鑑定団でよく聞いたなぁ"古伊万里"。
そして拝殿上部ですが坐摩の陶器神社も同じように瀬戸物を扁額として掲げてますね。
《本殿》
木製の欄干の奥にこちらも陶器製の欄干が置かれています。
《八天社》
火魂神さまを祀ります。八天狗社とも呼ばれ、佐賀県には同様に八天狗を祀る神社が点在するようです。
近辺だと日本で初めて磁器を焼いた窯が「天狗谷窯」と呼ばれています。
《授与所》
あの有名な陶器製の御朱印帳はぱっと見なかったですね。いや、けっこう話題になりましたし言えば出てきたのかもしれません。
《授与品》
木札と御守り受けてきました。
陶磁器製の御朱印帳がどうしても欲しくて行ってしまいました。
七五三の季節なので、小さなお子さんを連れた家族連れが結構来てました。
3年前ここに来た時は外国の方が多かったのですが、最近はこういう観光地に日本人が増えてきた気がします。
外国の観光客で賑わうのも楽しいものですが、日本人の観光客が沢山集まるのを見ると自分の子供の頃を思い出します。
就職氷河期の苦しい時期を耐えきって、少し経済的にも余裕が出てきたので、日本人観光客が増える日が来るように、自分も今後は各地に出向いて楽しみたい!
大快晴で行楽日和でした。七五三のお参りの邪魔にならないように。
こんなに晴れて!今日来れて良かった!
青と白のコントラストが綺麗。
有田焼ほんと美しい。
神社前の通りには、有田焼専門店も複数ありました。次はお皿でも買ってみようかなと。
有名ですけど、目の前を線路が走ってます。
丁度
電車が走ってきたので、みんな一斉に写真を撮ってました。電車が向かってくる方から撮れば良かった。
陶磁器御朱印帳。専用の箱に入っています。お値段8,000円。
さわる時も気を使います。
せっかくなので、見開きで御朱印をお願いしました。
今から400年前の寛永年中に、肥前国松浦郡有田において陶器の原材料となる磁礦が泉山にて発見された。それよりこの地に町が起こり、この地にて陶器製造が年々盛になり、人々の流入も多く繁昌する者が増えた。
有田皿山代官の命により、万治元年葉月十五日松浦郡有田郷有田皿山大樽山に社殿を建て、松浦郡中宗廟大里村の蓮華石正八幡宮より祭神「品(ほむ)蛇(だ)和気(わけの)命(みこと)」を勧請し皿山中の宗廟として当社、「有田皿山宗廟八幡宮」を創建した。
明治四年有田皿山宗廟八幡宮より当地区の総称「陶山」に因み、「陶山神社」と命名された
明治五年社格を村社に列せられた
明治四十年二月十五日神饌幣帛料供進の指定を受ける
明治二十年より磁礦発見し窯業創業の祖である、李氏朝鮮国帰化人参平を奉る事が町民により話し合われ大正十六年祭神に鍋島直茂公を、記念碑に李参平公を奉る
有田の神の帰一する総氏神・陶磁器之神として現在まで、窯元・商人・有田町民を始め多くの方々の崇敬篤く、一般に「やきものの神様」として親しまれております。[当神社HPより]
名称 | 陶山神社 |
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読み方 | すえやまじんじゃ |
通称 | 有田皿山宗廟八幡宮、とうざん神社 |
参拝時間 | 授与所:09:00〜17:00 |
参拝にかかる時間 | 約20分 |
参拝料 | なし |
トイレ | あり |
御朱印 | あり 右に有田焼陶祖神、真ん中に陶山神社と書かれ、右上に陶山神社参拝之章、真ん中に陶山神社の印が押されています。
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限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 0955-42-3310 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | http://arita-toso.net |
絵馬 | あり |
SNS |
ご祭神 | 《主祭神》 品蛇和気命(応神天皇) 《相殿神》 鍋島直茂命 |
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ご神体 | 不詳 |
創建時代 | 万治元年(1658年) |
創始者 | 有田皿山代官 |
本殿 | 入母屋造 |
文化財 | 陶器製鳥居(国登録有形文化財)
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ご由緒 | 今から400年前の寛永年中に、肥前国松浦郡有田において陶器の原材料となる磁礦が泉山にて発見された。それよりこの地に町が起こり、この地にて陶器製造が年々盛になり、人々の流入も多く繁昌する者が増えた。
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体験 | 祈祷おみくじお宮参り絵馬七五三御朱印お守り重要文化財祭り武将・サムライ |
概要 | 陶山神社(すえやまじんじゃ)は、佐賀県西松浦郡有田町大樽に鎮座する神社(八幡宮)である。神社名は俗に「とうざんじんじゃ」とも音読される。 有田町は磁器である有田焼の産地で、陶山神社は鳥居、狛犬、門柱のほか絵馬やお守りが磁器でつくられている。江戸時代に有田を治め、有田焼とその陶工を管理していた鍋島藩の皿山代官の指示により造営されたと伝わり、「有田焼陶祖の神」として陶工たちの崇敬を集めた。 |
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歴史 | 由緒[編集] 万治元年(1658年)8月に、有田皿山代官の命により、神之原八幡宮(現:佐賀県伊万里市二里町)から分霊を勧請して創祀され、皿山代官管轄下の全神社の筆頭の意で「有田皿山宗廟八幡宮」と称された。明治初年に現社名に改め、明治5年(1872年)に村社に列した。 大正6年(1917年)10月に有田焼創成300年を記念して有田焼の祖とされる李参平公を顕彰する記念碑が神社後方の山頂に建てられた。 |
アクセス | アクセス[編集] 佐世保線上有田駅より徒歩10分程度[1]。 ^ 引用エラー: 無効な タグです。「日経20230119」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません |
引用元情報 | 「陶山神社 (有田町)」『ウィキペディア日本語版』。 この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E9%99%B6%E5%B1%B1%E7%A5%9E%E7%A4%BE%20%28%E6%9C%89%E7%94%B0%E7%94%BA%29&oldid=98295973 |
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