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観心寺ではいただけません
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観心寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年04月18日(日)
参拝:2021年4月吉日
今日は大阪の寺院巡りです。
大阪府には5件の国宝仏があり、金剛寺、観心寺、葛井寺、道明寺、獅子窟寺が所蔵しています。今日4月18日は全ての国宝仏を観る事ができる唯一の日です。(獅子窟寺は予約要、で且つ、廻る事が出来ればの話ですが。)
葛井寺と道明寺は過去に拝観済みのため、残りの3寺+1寺(重文指定仏像所蔵)を巡りました。先ずは、河内長野市に在る檜尾山 観心寺です。高野山真言宗で、本尊は如意輪観音。この如意輪観音が秘仏・国宝であり、年に4月17日と18日の2日間だけ開帳されるのです。
伝えによると、701年に役行者が開基、815年に弘法大師空海が如意輪観音を刻んで本尊としたとの事です。(伝承の域を越えませんが。)
その後、南北朝時代の重要な拠点となり、武将の楠木正成ゆかりの寺院で、首塚もあります。
本尊拝観は10時からとの事で、開門時刻の9時頃に着けばいいだろうと早起きして高速道路を飛ばして9時前に着きましたが、境内には多くの人、人、人。拝観手続きした際に渡された栞に記載された拝観時刻は10:30。次の寺院にも行かないといけないからスケジュールが狂うし、1時間半も何するの?
(11時の時点では拝観時刻は13:30でした。開帳時に参拝される方は、兎に角、早く行かれる事をお勧めします。)
気を取り直して、先ずは霊宝館。重文指定の古仏等が多数安置されており見応え十分(駄洒落ではなく)。時間がたっぷりあるのでじっくりと。その奥には恩賜講堂。昭和天皇即位の際に京都御苑に建てられた饗宴場の一部を移築したものです。
それから、空海が金堂の周りに配置した北斗七星の塚が在ります(七星だから7つの塚)。この塚を1巡すると1年の厄除けになるとの事で(星塚めぐり)、折角なので廻りました。日本で唯一の星塚霊場だそうです。(パンプスでは厳しいです。)
金堂の手前および右手側にはお堂が多数。鎮守堂(訶梨帝母天堂)、建掛塔、弁天堂、阿弥陀堂、御影堂、行者堂、開山堂。一番奥に楠木正成の首塚。建掛塔は、楠木正成が三重塔建立を計画したものの戦死したため現在の様な一重塔になったそうです。観てみると確かに造りが違います。(真ん中に大日如来を安置)
境内を一通り廻りましたが拝観時刻にはまだ30分ある。でも皆が並び出したので私もその列に加わってと。
30分並んでいよいよ待望の国宝・如意輪観音とご対面です。金堂の中に入れて戴き、椅子に座って20分程ご住職から縁起や仏像の説明があって、それから順番に内陣を歩いて少しだけ近くから拝みます。(厨子の直ぐ近くには行けない。双眼鏡はOKだったので持って行く事をお勧めします。)平安時代前期の約1200年前の作ですが、長年秘仏だったため彩色も残っています。単なる木造ではなく、木造+乾漆(木粉と漆を混ぜたモノで盛っている)のため、ふっくらしたお顔で艶かしい感じ。
右手の3本は、頬に当て、宝珠を持ち、数珠を持ち、左手の3本は、法輪を支え、蓮の花を持ち、床に置いています。(一面六臂=お顔が1つに腕が6本)
並んで観る価値ありです。
金堂内の如意輪観音の厨子の左右に2つ閉扉された厨子があり、右手側は不動明王、左手側は愛染明王が祀られていますが(いずれも重文指定)、ご住職にお聞きした所、昭和49年以降開帳されておらず、開帳予定も今のところは無いとの事でした。(残念)
厨子の横にはそれらを護る四天王像が睨みを利かせており、左手側には重文指定の大随求(だいずいぐ)菩薩画が飾られていました。
尚、山門横や前や手前側に数ヶ所駐車場があります(無料、計100台位)。が、私が帰る際には全て満車でした。参拝は朝一が一番だと思います。
大阪府には5件の国宝仏があり、金剛寺、観心寺、葛井寺、道明寺、獅子窟寺が所蔵しています。今日4月18日は全ての国宝仏を観る事ができる唯一の日です。(獅子窟寺は予約要、で且つ、廻る事が出来ればの話ですが。)
葛井寺と道明寺は過去に拝観済みのため、残りの3寺+1寺(重文指定仏像所蔵)を巡りました。先ずは、河内長野市に在る檜尾山 観心寺です。高野山真言宗で、本尊は如意輪観音。この如意輪観音が秘仏・国宝であり、年に4月17日と18日の2日間だけ開帳されるのです。
伝えによると、701年に役行者が開基、815年に弘法大師空海が如意輪観音を刻んで本尊としたとの事です。(伝承の域を越えませんが。)
その後、南北朝時代の重要な拠点となり、武将の楠木正成ゆかりの寺院で、首塚もあります。
本尊拝観は10時からとの事で、開門時刻の9時頃に着けばいいだろうと早起きして高速道路を飛ばして9時前に着きましたが、境内には多くの人、人、人。拝観手続きした際に渡された栞に記載された拝観時刻は10:30。次の寺院にも行かないといけないからスケジュールが狂うし、1時間半も何するの?
(11時の時点では拝観時刻は13:30でした。開帳時に参拝される方は、兎に角、早く行かれる事をお勧めします。)
気を取り直して、先ずは霊宝館。重文指定の古仏等が多数安置されており見応え十分(駄洒落ではなく)。時間がたっぷりあるのでじっくりと。その奥には恩賜講堂。昭和天皇即位の際に京都御苑に建てられた饗宴場の一部を移築したものです。
それから、空海が金堂の周りに配置した北斗七星の塚が在ります(七星だから7つの塚)。この塚を1巡すると1年の厄除けになるとの事で(星塚めぐり)、折角なので廻りました。日本で唯一の星塚霊場だそうです。(パンプスでは厳しいです。)
金堂の手前および右手側にはお堂が多数。鎮守堂(訶梨帝母天堂)、建掛塔、弁天堂、阿弥陀堂、御影堂、行者堂、開山堂。一番奥に楠木正成の首塚。建掛塔は、楠木正成が三重塔建立を計画したものの戦死したため現在の様な一重塔になったそうです。観てみると確かに造りが違います。(真ん中に大日如来を安置)
境内を一通り廻りましたが拝観時刻にはまだ30分ある。でも皆が並び出したので私もその列に加わってと。
30分並んでいよいよ待望の国宝・如意輪観音とご対面です。金堂の中に入れて戴き、椅子に座って20分程ご住職から縁起や仏像の説明があって、それから順番に内陣を歩いて少しだけ近くから拝みます。(厨子の直ぐ近くには行けない。双眼鏡はOKだったので持って行く事をお勧めします。)平安時代前期の約1200年前の作ですが、長年秘仏だったため彩色も残っています。単なる木造ではなく、木造+乾漆(木粉と漆を混ぜたモノで盛っている)のため、ふっくらしたお顔で艶かしい感じ。
右手の3本は、頬に当て、宝珠を持ち、数珠を持ち、左手の3本は、法輪を支え、蓮の花を持ち、床に置いています。(一面六臂=お顔が1つに腕が6本)
並んで観る価値ありです。
金堂内の如意輪観音の厨子の左右に2つ閉扉された厨子があり、右手側は不動明王、左手側は愛染明王が祀られていますが(いずれも重文指定)、ご住職にお聞きした所、昭和49年以降開帳されておらず、開帳予定も今のところは無いとの事でした。(残念)
厨子の横にはそれらを護る四天王像が睨みを利かせており、左手側には重文指定の大随求(だいずいぐ)菩薩画が飾られていました。
尚、山門横や前や手前側に数ヶ所駐車場があります(無料、計100台位)。が、私が帰る際には全て満車でした。参拝は朝一が一番だと思います。
すてき
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nomuten992投稿
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