葛井寺のお参りの記録(1回目)
大阪府藤井寺駅

西国三十三所PR大使のみほとけです！

札所をご紹介します💁🏻‍♀️

★第五番　葛井寺
本尊 #千手千眼観世音菩薩 ( #国宝 )

4.5番が険しい山の上にあるお寺だったことに対して
こちらは街中も街中！
大阪の人情溢れる商店街の中に境内があります。

なんといっても毎月18日にご開帳される
「リアル千手観音」
が私の推しも推しの仏さま。　

1041本も腕が左右にブヮｻ‼︎と広がる様は
超人的でありながら
なんだか自然な調和も取れているから不思議。

奈良時代に造られた千手観音がは国宝で、
細くて繊細な手がほぼ完全な形で1300年近く生き続けていることに感動を覚えます。

初めて拝んだのは博物館だったのでその立体的な迫力に息を呑んだのですが
お寺のご開帳で拝む時は
観音巡礼に訪れる街の人々の親近感ある雰囲気に包まれていたからか
とても優しくてホッとする印象でした。

大護摩供養の時間になれば、地元のおばちゃんたちが次々集まってきて、新参者の私には「ここがええで！」と座布団の場所を譲ってくれるなど、慈悲深さに触れて温まりました。

7世紀前半百済からの渡来人葛井氏の氏寺として創建されたと伝わります。
#大宝律令 の制作にも葛井一族は関わったとされます。
みんなの街の中心地であり続ける理由は
お寺の格式の高さが守り伝えられ続けたからだと納得しました。