4月13日 午後7時より斎行の御田植神事ですが、
新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い、閉門後に非公開にて執り行うこととなりました。
2年続けての参列停止となり申し訳ありませんが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
なお、詳しくは神社HP(
https://kumata.jp/)をご覧ください。
御田植神事は「おんだ」の一種で、稲作の様子を模した猿楽の奉納があります。
これは、「予祝(よしゅく)」として、物事がうまくいく様を演じることで、それが現実となることを願う神事です。
神事のなかで、「福の種を播こうよ」というシテの掛け声とともに、種もみが播かれますが、かつてはこの籾を参列者が持ち帰り、豊作の縁起物として種もみに混ぜて稲作が行われていたそうです。
神社周辺から田んぼが姿を消し、「種もみ」として使われることが少なくなったので、およそ半世紀ほど前より「福の種」という財布に入る縁起物としてお頒ちしています。