うぶゆいなりじんじゃ
産湯稲荷神社のお参りの記録一覧

近所の方は何故か「狸山公園」と呼びます。正式名は「小橋公園」と言ってその中にある神社です。
恐らく明治まであった桃林の山があったせいかもしれません。
比売許曽神社の元地とも言われますが、元地の所在地は不明なのでこの話もよく分かりません。
この周辺を昔「味原郷」と呼ばれていて味原の池もあり、大正期には風光明媚な場所だったそうです。そして昭和の初めまでは農村地で大阪の野菜を育てていた地域でもありました。
まぁ、今は見る影もありませんが・・・・。
この神社も最初は純粋にお稲荷様だったんでしょうね。今ではお不動様だとかお地蔵様だとかいろんなものが点在し、きっと後から色んな人が色んな思いで色んなものを増やしたんだろうなぁと(苦笑)
社そのものは小さなものですがいつも緑に囲まれていて静かです。
その所為で過去には悲惨な事件の現場の一つにされたこともありますが・・・。
緑と赤い旗のコントラストは個人的には好きですけどね。

#産湯稲荷神社
HPが無く、パンフにもご祭神が誰なのかはっきりとは書かれていなかった。
ネット上で、ウカノミタマの神、シタテルヒメの命、オオバセの命とするサイトを複数みた。宮司さん(だと思う)の話もパンフも、主にオオバセの命について語るので、少なくとも彼は祀られているのだろう。また稲荷神社だから、ウカノミタマの神など誰かしらの稲荷神はいるはずだ。
#大小橋命
宮司さんから口頭で聞いた話だと、アメノコヤネの命の子孫で神功皇后と同時代に活躍した。パンフによれば、アメノコヤネの命の13世。13世「孫」ならば、アメノコヤネの命を1代目とした時、14代目にあたる子孫のことだが、「13世」だと13代目なのか14代目なのか、どっちだ?
口頭でも聞き、パンフでも確認したが、彼が生まれたとき境内にある井戸の水を産湯にした。そしてこの井戸、アジスキタカヒコネの命が掘ったとのこと。
古事記によれば、アジスキタカヒコネの命はご祭神に含まれるシタテルヒメの命の兄。また、ここ産湯稲荷神社から徒歩圏内に、同じくシタテルヒメの命を祀る比賣許曽神社が鎮座する。
ところで、僕が産湯稲荷神社へ向かう途中、「小橋」という交差点が目に入った。小橋という地名がオオバセの命にちなむのかとも思ったが、確かめていない。
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