藤次寺のお参りの記録(1回目)
大阪府谷町九丁目駅

#藤次寺 #大阪の融通さん

ご本尊は宝生如来。

#宝生如来 #如意宝珠融通尊 #融通尊

パンフによれば「如意宝珠融通尊」とか「融通尊」とも呼ばれるそうだ。

パンフは彼をはじめ堂内の仏様を各別に詳しく紹介するのだが、その中に「如意宝珠」という名前が見える。「オン　アラタンノウ　マニ　バザラ　タラク」という真言まで書かれているので、独立した尊格であるようだ。

パンフは、宝生如来の功徳を表わしたものとする一方、次のようにも記す。
いわく、初期の仏教経典にも衆生を貧困や苦しみから解き放つアイテムとして如意宝珠は言及されてきたものの、密教という体系立てられた教えが成立する中で、「象徴的な意味合いを持つもの」から「信仰の対象」へとその立ち位置を変化させた、と。

朝護孫子寺（奈良県生駒郡平群町）の塔頭のうち、成福院と玉蔵院でも祀られている。あちらではビシャモン天の持物として紹介される。が、玉蔵院のHPには「宝生如来を象徴する宝珠」とあるし、成福院のパンフには宝生如来と同じ真言「オン　アラ　タンノウ　サン　バンバ　タラク」が書かれている。やはり宝生如来とは関わりが深いようだ。