摂津之国 國分寺（金光明四天王護国之寺）のお参りの記録(1回目)
大阪府天神橋筋六丁目駅

#摂津國分寺

ご本尊は薬師如来。

#薬師如来

薬師如来のイメージカラーは青。

「金じゃないのか？」
そりゃそうだ。京都や奈良の国宝になっている如来や観音さまの像は、たいがい金箔が貼られて四方八方に光を届けている。

だがよく言われるように、彼の本名は薬師瑠璃光如来。梵語でバイシャジャグルヴァイドゥーリヤプラバ。このうち「瑠璃」と対応する部分がヴァイドゥーリヤで、ラピスラズリの意。そもそも、瑠璃という漢語はヴァイドゥーリヤを音訳した吠瑠璃（べいるり）の略だそう。

僕はパワーストーンブレスレットを自作したりもする関係で知っているが、パワーストーンの効能はどうも色によって決まっているらしい。
シトリンやルチルクォーツといった黄色っぽい石は金運。スモーキークォーツやモリオンなど黒系統は魔除けである場合が多い。
でもって青はというと、霊感やインスピレーションを養うだとか、冷静さや俯瞰的視点を授けるなどといった、スピリチュアルあるいは知的な意味付けがされる。ラピスラズリのほか、ホークスアイなどが該当する。

薬師如来から真っ先に連想される健康は、パワーストーンの世界では緑の領分。ヒスイやアベンチュリンが生命力の回復や長寿をもたらすとされる。
僕は瑠璃の意味を知る以前、無意識にお薬師さまに対して緑色のイメージを抱いていた。たぶん日本中で僕だけだろう。