なんばじんじゃ
難波神社のお参りの記録一覧(6ページ目)
なんばから近い神社はもう一つ。
難波神社も奉拝。
心斎橋から歩いて5分ほど。外壁に囲まれた由緒ある神社です。
元は本願寺門徒のお膝元だった大阪。
古い神社は城壁のように囲まれたところが多い気がします。
なかなかシュール
#難波神社
ご祭神は仁徳天皇。配祀神にスサノオの尊、ウガノミタマの尊。
#仁徳天皇
第16代天皇。和風の御名はオオサザキの尊。古事記では大雀命、日本書紀では大鷦鷯尊。古事記・日本書紀とも、応神天皇と皇后ナカツヒメの命の子とする。
確かそこまで言って委員会だったと思うが、竹田恒泰氏が、古事記に書かれている仁徳天皇の事績を熱弁していた。国民が貧しいのを見てとるや課税を3年間停止し、彼らの税負担能力が回復するのを待ったと。その間は御殿の補修も行わず、雨漏りしても放置したと。
たまたま僕の住む地域でその回が放送されたのは、先の大会の直前か最中だった。そのため、宦菅が殷の紂王よろしく酒池肉林やってる時代に仁徳天皇のこと聞かされてもなあ、と余計に気分が沈んだことを覚えている。
恒泰古事記でも、彼についてはコラムを立てて論じられていた。農奴は領主の所有物というのが世界の常識である時代に、君主が国民の福祉のためにいるという概念が存在すること自体がすごい。内容が史実だったか否かは関係ない、という趣旨だ。
コラムを見て初めて、なぜ僕の目に当時の社会状況や殷の紂王と仁徳天皇が対照的に映ったのかについて、考えが及んだ。古事記の記述は周公旦の影響を受けているのではないか、と。国民にばかり負担を強い自らは享楽の限りを尽くした紂王と、彼を倒して徳政を敷いた周公旦。元より対置される存在だ。
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