ほうせいじ|日蓮宗|光智山
法清寺のお参りの記録一覧
酒乱が治るご利益のお寺。
新御堂筋より東側にある飲み屋とホテル街が入り混じったところの一角。時間貸し駐車場も多く、併設駐車場はないけどお寺前がでっかい時間貸し駐車場。
山門入ってすぐ右手の祠が「かしく」のお墓。しゃもじが飾られ願い事が書いてある。後ろは普通のお墓。
奥に本堂?本堂前にかしくの歌碑。
狭い境内で自由にお参りできるけど観光寺院ではない。
「かしく」は江戸時代の遊女。普段は良い人なんだけど酒を飲むとダメな人系。
ある日酒飲んで暴れてたのを止めようとした兄に逆上して殺してしまった。死罪を言われ、市内引き回しの途中に「油揚げ」を望んで乱れた髪を撫でて直した女の身だしなみを忘れない奥ゆかしさがあるとか、死ぬ間近に同じように酒で悔やむ人の為に神霊となると誓ったことで、お参りすると酒乱が治ると言われる。
自分が死刑にならないと反省できない時点で良い人でもなんでもない。
かしくのお墓。墓石を削って飲むと酒乱がなおるとかなんとか。
暖簾で隠されている。
お墓横から
境内
歌碑
墓石を削り煎じて飲めば、酒乱が治る!?~別名「かしく寺」~
かしく様は北の新地新屋敷の遊女でしたが、平素はおとなしい女に似げなく酒を飲むと変わったように前後を忘れるくせがあって兄の吉兵衛からいつも意見をせられていました
ある日も酒のことからいさかいとなりついにあやまって兄を傷つけてしまいました。
兄殺しの罪でかしく様が処刑せられたのは今から二百十八年前の寛延二年三月十八日のことです。
その処刑にのぞんでかしく様は油あげを所望しその油を髪につけてきれいにときつけ町々を引きまわされたので女の身だしなみを忘れぬ奥ゆかしさが評判となり芝居に仕立てられました。
かしく様は最後の一念で自分と同じ悪癖になやむ世の人のために悪酒を止め酒に乱れぬ神霊とならんと誓願しました。
この墓に香華を供えて立願する人の絶えないのはこうしたわけであります。
法清寺は俗にかしく寺といわれ凶を転じて福となすよいまもり(酔い守り)を授与し命日の三月十八日には毎年盛大なかしく祭りを執行しております。
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