あめくぐう
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琉球八社巡りの一環で、天久宮へ参拝しました。
天久宮は「あめくぐう」と読み、琉球八社の一社です。御祭神は熊野権現にあたる伊弉冉尊・速玉男尊・事解男尊で、境内には弁財天もお祀りされています。由緒によれば、成化年間、銘苅の翁子が天久の地で気高い女人と法師に出会い、その不思議な出来事を王府に伝えたことから社殿が造営されたといいます。女人は国の守護神である弁財天、法師は熊野権現であったと伝わる、琉球らしい神仏習合の雰囲気を感じるお宮です。
安里八幡宮でのお参りを済ませた後、レンタサイクルで天久宮へ向かいました。ほぼ一直線に泊港方面へ進めばよかったので、今度は迷うこともなく到着。ここでようやくレンタサイクルの本領発揮ということで、先ほど安里八幡宮へ向かう途中で迷った分のビハインドを一気に取り返した気分でした。
天久宮は県立泊高校の隣に鎮座している神社で、境内は広大というわけではありませんが、参拝する場所が多く、見どころの多い神社でした。御嶽や龍宮神、弁財天などもあり、コンパクトな境内の中に、沖縄の信仰の重なりがぎゅっと詰まっているように感じました。
現在の社殿は簡素な印象でしたが、老朽化に伴う本宮の御造営、つまり建て替えに向けた奉賛活動が進められているようです。歴史ある琉球八社の一社が、これからどのような姿になっていくのかも気になります。
御朱印は、書き置きのものをいただきました。
安里八幡宮では少し迷いましたが、天久宮では自転車移動がうまくはまり、琉球八社巡りの行程としても印象に残るお参りになりました。




【琉球八社巡り(5/8)】
天久宮(あめくぐう)は、沖縄県那覇市泊にある神社。旧社格は無社格。祭神は伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊。琉球八社の1社。
1713年の『琉球国由来記』によると、創建は1465年から1487の間と伝わる。銘苅村(めかるむら)の民が小洞にて熊野権現と弁財天に遭遇し、この旨王臣に奏上したところ真偽を確かめることになり、諸官人を遣わしたところ小洞で香が自然発火したため、王は民の言を信じ社殿を造営したと伝承に記されている。社伝によると、1625年に王府の社参が始まり、1703年に社殿の造営、1734年に聖現寺境内に移築されている。1945年に米軍との沖縄戦で社殿を焼失、戦後は御嶽形式で奉祀された。1967年に熊野三社(和歌山県)より分霊を勧請、1972年に祖国復帰に伴い神社本庁と被包括契約を結んだ。
当宮は、ゆいレール(沖縄都市モノレール)・美栄橋駅の北方1kmの、海岸近くの小丘の斜面上方部にある。沖縄県立泊高校の校庭脇の斜面、民家数軒分のスペースに神社を建てた感じで境内は狭い。その狭いスペースをうまく使って、建物になっている本殿、権現堂、社務所以外にも御嶽(うたき)や池・庭園を造るなど工夫をされている。
今回は、琉球八社の1社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、土砂降りの雨だったにもかかわらず、自分以外にも何組も参拝者がいた。
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