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あめくぐう

天久宮のお参りの記録一覧
沖縄県 美栄橋駅

惣一郎
惣一郎
2022年05月04日(水)
1269投稿

【琉球八社巡り(5/8)】

天久宮(あめくぐう)は、沖縄県那覇市泊にある神社。旧社格は無社格。祭神は伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊。琉球八社の1社。

1713年の『琉球国由来記』によると、創建は1465年から1487の間と伝わる。銘苅村(めかるむら)の民が小洞にて熊野権現と弁財天に遭遇し、この旨王臣に奏上したところ真偽を確かめることになり、諸官人を遣わしたところ小洞で香が自然発火したため、王は民の言を信じ社殿を造営したと伝承に記されている。社伝によると、1625年に王府の社参が始まり、1703年に社殿の造営、1734年に聖現寺境内に移築されている。1945年に米軍との沖縄戦で社殿を焼失、戦後は御嶽形式で奉祀された。1967年に熊野三社(和歌山県)より分霊を勧請、1972年に祖国復帰に伴い神社本庁と被包括契約を結んだ。

当宮は、ゆいレール(沖縄都市モノレール)・美栄橋駅の北方1kmの、海岸近くの小丘の斜面上方部にある。沖縄県立泊高校の校庭脇の斜面、民家数軒分のスペースに神社を建てた感じで境内は狭い。その狭いスペースをうまく使って、建物になっている本殿、権現堂、社務所以外にも御嶽(うたき)や池・庭園を造るなど工夫をされている。

今回は、琉球八社の1社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、土砂降りの雨だったにもかかわらず、自分以外にも何組も参拝者がいた。

天久宮(沖縄県)

境内の上にある<鳥居>。鳥居の後ろは駐車場。かなりの土砂降り...(^_^;)

天久宮(沖縄県)

鳥居の左側が当社入口。

天久宮(沖縄県)

左側の小さな<狛犬>。石製の本土タイプ。

天久宮の狛犬

右側の小さな<狛犬>。

天久宮(沖縄県)

狛犬の間を通って、階段を下って行く。

天久宮の建物その他

階段が右に曲がると、境内が見えてくる。

天久宮の手水

まず境内南側の<手水舎>に向かう。後ろは沖縄県立泊高校。ちょうど校庭の北側斜面に境内がある。

天久宮の建物その他

振り返ると<社務所>。駐車場の真下にあたる。写真右端は降りてきた階段。

天久宮(沖縄県)

社務所の左側には、小さな岩山と絵馬掛けが。

天久宮(沖縄県)

小さな岩山の左手にある<拝殿>。木製の躯体に赤瓦。一般の住居みたいな見た目。

天久宮の本殿

<拝殿>内部。きれにされている。

天久宮の建物その他

拝殿の左手にある<権現堂>。

天久宮の建物その他

<権現堂>内部。こちらもきれい。

天久宮の末社

拝殿と権現堂の間の奥まった場所にある<辨財天>全景。

天久宮の末社

<辨財天>の小鳥居と社殿。

天久宮の建物その他

水の神、辨財天の周りは小さな池になっていて、大きな金魚が泳いでいる。(o^―^o)

天久宮の建物その他

拝殿と岩山の間の奥に階段があるので登ってみる。

天久宮の本殿

階段の途中から<拝殿>と<本殿>。本殿は木製神明造の、本土でもオーソドックスなもの。

天久宮(沖縄県)

小さな岩山の頂上には、<泊龍宮神>と<辨天負泰彦大神(べんてんふやすひこのおおかみ)>の石碑。<沖縄の神>に相当する。

天久宮の建物その他

岩山から下りて、社務所にて御朱印を拝受。

天久宮の建物その他

社務所から見た境内全景。こぢんまりした境内に見どころを凝縮。(^▽^)/

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筋肉の祭典
筋肉の祭典
2022年05月08日(日)
393投稿

琉球八社の一つ、天久宮に行ってきました。

天久宮の本殿

天久宮の本堂になります。

天久宮の御朱印

天久宮の御朱印になります。 書き置きになります。

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アルネ
アルネ
2019年10月05日(土)
322投稿

琉球八社巡り4社目、天久宮。
沖縄の高台にあるお宮です。車を走らせて、9時前に到着しました。

沖縄では、ほとんどのお宮がお寺とセットになっていて、神仏習合の名残が強く感じられましたが、こちらもそうしたお宮の一つでした。
入口には立派な鳥居がありますが、境内には、お宮とお堂の両方が建っています。

こちらは珍しく、摂社末社もありました。

一つずつお参りしていると、地元の方と思しき男性がやって来て、その方がお宮に手を合わせていると、強く気持ちの良い風がざああ、と吹いてきました。
ご加護をいただいている方なのだろうな、と思いました。

境内には御嶽に続く階段があり、少しだけ拝観させていただきました。

こちらに到着した時、鳥居のある坂をしばらく登った先の駐車場に車を停めて、坂を下りて行ったのですが、その途中で白猫さんのお出迎えがありました。
鳥居の方からこちらに向かって歩いてきたのです。写真に撮ろうと思ってすぐに携帯を出したのですが、なんとその瞬間に、白猫さんはスルッと道路の下、側溝の中に姿を消してしまいました。
蓋のしてある側溝だったので、まるで忽然と消えてしまったようでした。
消えた辺りをよく見ると、蓋と蓋の隙間が僅かにあったので、そこから潜ったのだと思いましたが…夫と二人で仰天しました。

その辺り一帯は、高台ながら住宅と同じくらいに大きな古いお墓が広大な土地を占めていて、沖縄ではご先祖さまへの敬意が強く、その存在感が当たり前のように生活の景色の中にあるなあと思いました。

天久宮の鳥居

入口の立派な鳥居です。この向こう側は神社の駐車場のようで、右横から車を入れてよかったみたいです。到着時は一台も車がなかったので、怖くて停められませんでした。

天久宮の狛犬

入口の狛犬さんです。

天久宮の狛犬

お会いできて光栄でした。

天久宮の本殿

入口の階段を降りた、境内にあるお宮です。

天久宮の本殿

沖縄では、中にあがってゆっくり神前でお参りできるところが多くて、いいなあと思いました。

天久宮の本殿

清々しいです。神様との距離も近いです。

天久宮の建物その他

同じ敷地にある権現堂です。

天久宮の建物その他
天久宮の建物その他

あがらせていただいて、手を合わせました。

天久宮の末社

摂社をお参りしていると、強く気持ちの良い風が吹きました。地元の方が手を合わせていた様子から、仕事前に毎朝ご挨拶に来ているのかな、と思いました。(原付を入口に乗り付けていらして、手を合わせるとさっさと出ていかれたためです)

天久宮の建物その他

敷地にある、御嶽への階段です。

天久宮の建物その他

隣は学校のグラウンドになっています。

天久宮の建物その他

階段を下りた先は、このように雨が凌げる造りになっています。

天久宮の建物その他

祠があり、祈りの場となっていました。

天久宮の建物その他

鳥居よりさらに坂の上の方です。白猫さんがいなくなったのもこの辺りでした。木があまりに立派だったので思わず撮りました。このコンクリートは、沖縄式のお墓の一部です。

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