吉備津神社のお参りの記録(2回目)
岡山県吉備津駅

#吉備津神社

ご祭神はオオキビツヒコの命。配祀神にワカヒコタケキビツヒコの命、キビタケヒコの命を含む8座。全員、オオキビツヒコの命の血縁者だそうだ。

#大吉備津彦命

古事記では大吉備津日子命または比古伊佐勢理毘古命。日本書紀では吉備津彦命または彦五十狭芹彦命。古事記・日本書紀とも、第7代・孝霊天皇と妃ハエイロネの御子で、ヤマトトトヒモモソヒメの命の弟とする。
瀬戸大橋の向こう、香川県の田村神社（高松市）では、イサセリヒコの命の名で姉と共に祀られる。
日本書紀によれば、第10代・崇神天皇の時、四道将軍の一員として”西の道”を平定した。

#若日子建吉備津日子命

古事記では若日子建吉備津日子命または若建吉備津日子命。日本書紀では稚武彦命。古事記・日本書紀とも、孝霊天皇と妃ハエイロドの御子とする。ハエイロドはハエイロネの妹。
古事記によれば、オオキビツヒコの命と共に吉備の国へ派遣され、武力によらず説得して平定した。ただし、崇神天皇ではなく孝霊天皇のところに書かれている。ここ備中の吉備津神社（岡山県岡山市）、そして備後の吉備津神社（広島県福山市）とも、オオキビツヒコの命が兄でワカヒコタケキビツヒコの命が弟だとする。
古事記によれば、彼の娘イナビノオオイラツメは第12代・景行天皇の皇后で、ヤマトタケルの命の母。