きんざんじ|天台宗|銘金山
金山寺公式岡山県 牧山駅
参拝可能時間
午前10時から午後5時まで
御朱印・神社お寺の検索サイト
楽しみ方
また岡山にやってきました~。こちら金山寺は岡山市北区にあるお寺です。
こちら金山寺は 少し山奥にあるお寺です。ですが有名なお寺です。
金山寺は報恩大師が749年に開いた岡山県を代表する古刹だからです。
けっこう細い怖い道を進み参拝者駐車場に車を停めさせていただきました。
こちらのお寺は 平成24年12月に本堂が火事で全焼してしまいました。
境内をぐるっと回ると まぁまぁ時間がかかります。
少し山道を上りますが 裏山には三重塔があります。
これがとても立派な建物で とても古いものに感じました。
書院の奥に最上稲荷があります。
こちらは本家筋最上稲荷と書かれていました。本家筋?じゃああの大きな最上稲荷神社は本家じゃない?と疑問に思いました。
ご住職も「本家筋」と区別しておっしゃっていました。
ご住職がいらっしゃったので拝観をお願いしたところ 「10時に職員が来ますのでそれまでお待ちください」と麦茶を出してくださいました。
えっ 9時じゃなかったの?失礼しました。
「この部屋でお待ちください」 と ご住職はお勤めに出られましたので 45分待たせていただきました。
10時少し前に職員のお姉さまが来られ 「すぐに準備をしますから」 とのことでもう少しだけ待ちました。
私と妻しかいなかったからか ありがたいことに 書院の案内と説明をしてくださいました。
やはり説明していただきながら拝観すると違いますね。
書院の奥には内仏殿があります。
阿弥陀如来を祀り住職の自行をする為の仏間だそうです。
天台密教葉上流の伝法灌頂を執り行う為の専用の建築を備えた灌頂室を略して灌室と言うのだそうです。
金山寺灌室は 全国に伝わる葉上流の根本道場で 灌室を有するのは全国の天台宗寺院でも格式のある大寺のみだそうです。
天井に吊るされている天蓋(てんがい)は 葉上流の灌頂に使用されるもので 平成31年に260年ぶりに解体修理されました。
背後に二十五菩薩の來迎図 背面には阿弥陀経(小経)に説く極楽図が書かれています。
作画は 江戸時代に活躍した狩野派の画家の岩本法眼で 灌室設備に携わった傑僧・比叡山鶏足院覚深の指示によって作図されています。
書院は藩主の間としても使われていたそうで すぐ横に風呂や厠もありました。
工事はされていると思いますが 当時の様子を伝える貴重なものですね。
また書院の襖絵は狩野派の筆によるもので 今でいうトリックアートになっています。
当寺のHPがありますので そちらで動画を見ることができます。
授与品が多くあったのですが 本堂再建のため 僅かではありますが寄進させていただきました。
お寺を後にしたのは11時前になってしまいました(ほぼ2時間)が とても充実した時間でした。
ちなみに帰り道は道を間違えたようで 本当にヤバい道を恐る恐る帰ることになってしまいました。
ネット情報です。
山号は銘金山 院号は遍照院 宗旨は天台宗 ご本尊は千手観音 創建年は伝・天平勝宝元年(749年) 開基は伝・報恩です。
寺に伝わる『金山観音寺縁起』(室町時代の成立)によれば 当寺は奈良時代の天平勝宝元年(749年)に報恩大師(? - 795年)が孝謙天皇の勅命により開創し 後に報恩開創の備前四十八箇寺の根本道場となったという。
報恩大師は 備前国津富郡波河(岡山市芳賀)の出身という半ば伝説的な僧で 岡山県地方の古寺には報恩の開基伝承をもつものが多い。
創建当時は法相宗に属し 裏山の三鈷峰に建てられていた。
本尊として報恩大師自作の千手観音が安置されたと伝わっている。
寺は延久元年(1069年)焼失し 平安時代末期の康治元年(1142年)に現在地に移された。
嘉応年間(1169年 - 1170年)に宋より帰国した栄西により護摩堂などが建てられ宗派も天台宗に改められた。
この時に院号を遍照院とした。
鎌倉時代には将軍家の祈祷所となっている。
戦国時代の文亀元年(1501年)金川城主の松田氏は金山寺に対し自身の信奉する日蓮宗への改宗を迫った。
寺院側はこれに応じなかったため 松田氏は寺院を焼き払い堂宇は灰燼に帰した。
その後 伯耆国大山寺より法印円智(豪円)が来山し 松田氏を滅ぼした。
宇喜多直家の援助を得て 天正3年(1575年)に本堂・護摩堂を再建した。
2012年(平成24年)12月24日 本堂が火事で全焼した。
修復工事中の仁王門
護摩堂かな
虫が入らないようにネットをかけていました
本堂に続く石段
本堂(仮)
山門修繕事業の案内
平成24年に焼失したためだそうです
内陣
本堂の裏手に鳥居
本堂建設予定地
末社が2基
山奥に進むように案内があります
毘沙門堂かなぁ?更地にぽつんと
内陣
こんな山道を進みました
説明版がありました
さらに奥に石段があり
石鳥居があり
祠がありました
備前焼の狛犬のようです
しっかりした本殿でした
石洞明神とありました
客殿と庫裡が本堂横にあります
客殿の入口
こちらからどうぞ
かご 昔は住職は位が高いのでかごを使ったそうです
書院にある天蓋
書院の阿弥陀三尊(観音・勢至・阿弥陀仏)
天井に
護摩のお部屋
書院の庭
池もあります
開運 生身弁財天
風呂
厠
厠
湯わかし
火鉢にカに 炭火で焼けて赤くなる オシャレですね
欄間のあたりに掛けられています
仏画は12枚
引き戸には雅な絵
ストーリーがあるようです
絵の色は当時のままだそうです
令和3年まで公開されていなかったようです
日光を当てていないから 色が保存されたそうです
お殿様の鷹狩ようの鷹ですね
書も残っています
襖絵はトリックアート
階段の向きが変わります
右下の笑っている男性
モナリザと同じ技法で
どこから見ても 私を見ています
下の男性の机
長さが変わります

金山寺は749年に開かれた岡山県を代表する古刹でのお寺です。岡山の裸まつりは西大寺が有名で2月の第3週辺りに開催されますが、こちらはそれより一足先に第一週に行われ、しかも600年の歴史があるそうです。
客殿・庭園を一般公開されていて、500円で拝殿することができました。絵画・仏像・庭園などなど秘宝の数々をこの目にして、また暖かく説明していただいて大興奮です。ご住職の奥様が生けられたたくさんの生花が見事に飾られてあって おもてなしの心を随所に感じられます。それに、床には何枚ものギャッベが敷いてあって、手作りの椅子やテーブル(さしこう)が眺めの良い場所に置いていたりと、古い建物とのコラボレーションがとってもオシャレでした。友達と感嘆しながら堪能しました。
こちらでは写経や落語独演会など開かれていて交流もできそうで素敵ですね。
宗派:天台宗
御本尊:千手観音
客殿玄関
生花が来訪者の目を楽しませてくれます
客殿玄関
破風が美しいです
客殿入口
動く襖絵
トリックアートの先駆けですね
動く襖絵
右から見ると、机の長さが短い
動く襖絵
左から見ると、机の長さが長い
備前岡山藩五代藩主 池田治政公の書
鷹の図
井戸
餓鬼の供養
おかご
本堂
厄除けのお札
| 名称 | 金山寺 |
|---|---|
| 読み方 | きんざんじ |
| 参拝時間 | 参拝可能時間
|
| 参拝にかかる時間 | 約30分 |
| 参拝料 | 客殿拝観料 大人500円 小人(小学生まで)300円 |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
| 電話番号 | 086-228-0926 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| メールアドレス | okayamakinzanji@gmail.com |
| ホームページ | http://kinzanji.net/ |
| お守り | あり |
| SNS |
| ご本尊 | 千手観音 阿弥陀如来 |
|---|---|
| 山号 | 銘金山 |
| 宗旨・宗派 | 天台宗 |
| 創建時代 | 749年(天平勝宝元年) |
| 開山・開基 | 報恩大師 |
| 体験 | 写経・写仏仏像御朱印お守り重要文化財 |
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