御朱印・神社お寺の検索サイト

楽しみ方

うさじんぐう

宇佐神宮のお参りの記録(2回目)
大分県宇佐駅

投稿日:2025年10月06日(月) 20時35分27秒
参拝:2025年10月吉日
豊前国宇佐郡の名神大社「八幡大菩薩宇佐宮」「比売神社」「大帯姫廟神社」です。石清水八幡宮、筥崎宮と並んで全国の八幡宮の総本社の一社であり、天皇陛下の勅使が参向する勅祭社の一つに数えられます。今年は創建1300年記念の年とともに、本日勅使奉幣の儀が行われましたので、ご紹介させていただきます。
宇佐神宮(大分県)
《鳥居と社号碑》
入口前の有料駐車場は午前10時の段階でほぼ満車となっていました。なんとかギリギリ駐車が叶いましたが、その直後くらいに満車となったような動きを警備員がしていました。セーフ!
宇佐神宮(大分県)
《勅使参道》
今回のメインに準えてこちらの道から。境内の西側に石畳で舗装された勅使参道という道があります。
宇佐神宮(大分県)
《勅使参道側の鳥居》
この左手の駐車場が関係者専用となっていました。
宇佐神宮(大分県)
宇佐神宮(大分県)
《呉橋》
こちらの呉橋は普段は通行することができず、今年は例祭日前後とこの勅使奉幣の儀前日あたりから通行可能になっていました。
SNSで勅使参向のニュースを見るとこの呉橋を勅使の方が到着された際に通られていたようです。
宇佐神宮(大分県)
《宇佐神宮庁前》
権禰宜さんたちが事前準備をしています。
宇佐神宮(大分県)
《表参道》
勅使参向の儀の催し物として裏千家流によるお茶立てのテントがありました。
宇佐神宮(大分県)
《参道の人だかり》
20分前くらいからみなさんスタンバイされてます。
宇佐神宮(大分県)
宇佐神宮(大分県)
《宮司参進》
勅使の方々の前に宇佐神宮の神職さんが先に社殿の方へ出発します。小野宮司さんは特級になったので紋付白袴に黒の袍を着用しています。
ちなみにこの服装は勅祭社によって違うらしく、明治神宮の宮司さんは勅使さんが1級の袴を着用することに対し、それより上にあたる紋付白袴を着けないと聞いたことがあります。
宇佐神宮(大分県)
宇佐神宮(大分県)
宇佐神宮(大分県)
《勅使参進》
👁チェックポイント‼️
勅祭社は明治以降に新たに編成(氷川神社の追加や明治以降にできた神宮号神社の追加)され、戦後に廃絶となった朝鮮神宮を除いて現在は16社あります(伊勢の神宮は別格として除外)。そのうち基本的には1年に1度例祭時に参向しますが、例外として靖国神社は春と秋の例祭で年2回、香取神宮・鹿島神宮は6年に1度、そして宇佐神宮・香椎宮が10年に1度の周期で行われます。
宇佐神宮は一時中断した時期はありましたが長らく続いており今回で258回となります。江戸時代に再興されてからは60年に一度というより長い周期でしたが、大正の祭り以降は10年に縮められ現在に至ります。
布衣を着た方々が3つの御幣物を運び、黒袍を着用した掌典職の方がその後ろを歩きます。やはり御祭神三柱それぞれにお供えが用意されるんですね。
宇佐神宮(大分県)
この宇佐神宮が他の勅祭社と違い10年という長い周期で行われるのはその特殊な立ち位置に由縁があります。
今でこそ御祭神の八幡大神さまは第15代応神天皇さまとされていますが、元来は八幡神(やはたのかみ)という地方の神様でした。
しかし平安時代から神託を下す神様として重要視され名神大社に列格し、延喜式の官社の制が廃れたあとも臨時奉幣や即位奉告に使いが出ていたことで現在まで引き継がれたようです。
ちなみに当時の勅使は猪の使いで有名な和気清麻呂さんが宇佐八幡宮神託事件の真相解明のため遣わされたことに由来する「宇佐和気使」の名称などが用いられていました。
宇佐神宮(大分県)
宇佐神宮(大分県)
《上宮本社へ参進》
右手にある祓殿での修祓のあとに向かいます。この修祓後の本社までの階段を登る間はここまでが行き止まりになります。
宇佐神宮(大分県)
《授与所》
御朱印の列ができてます。
宇佐神宮(大分県)
《祓戸》
基本的に神社の道中に砂利の領域を作って祓殿としていますが、こちらはその周りを堀で囲んでいます。豪勢ですね。
宇佐神宮(大分県)
宇佐神宮(大分県)
《上宮側の鳥居》
宇佐神宮(大分県)
《下宮側の鳥居》
規制が解除されて次はここまで入れます。
宇佐神宮(大分県)
宇佐神宮(大分県)
《大富神社の感応楽》
祭りが終わるまでの間に神楽の団体が祓殿の横辺りに準備を始めます。
この大富神社は豊前市にある神社でこの宇佐神宮の勅祭に深く関わる神社です。
勅祭の日に臨時祭として大富神社参道途中にある「勅使井」という井戸から水を汲んで宇佐神宮に奉納する「御神水汲神事」が10/3に行われていました。
勅祭のための祭りを行った後もその本祭を盛り上げるために氏子さんたちが駆けつけてくれたようです。
ちなみにこの後大富神社に行くと打ち上げをやってました。
宇佐神宮(大分県)
宇佐神宮(大分県)
宇佐神宮(大分県)
《上宮から下宮へ》
大体この間10:30に参進して12:30ごろで約2時間くらいかかります。
宇佐神宮(大分県)
《勅使退下》
宇佐神宮(大分県)
《神職退下》
長い時間お疲れ様でした。
宇佐神宮(大分県)
《神門》
宇佐神宮(大分県)
《第一殿前》
皆さん第一→第二の順番にお参りするので第一殿前が長ーい列になります。
宇佐神宮(大分県)
宇佐神宮(大分県)
《勅使門》
宇佐神宮(大分県)
《下宮》
こちらも同様に第一→第三の順番にお参りします。
宇佐神宮(大分県)
《武士》
武士の棟梁たる源氏の祖神である宇佐八幡に参拝する武士の図
宇佐神宮(大分県)
《鱧天丼》
美味しかった。やっぱハモ美味いわ…高いけど。

すてき

みんなのコメント0件)

ログインしてください

ログイン無料登録すると、投稿へコメントできます。

ホトカミ見ました! で広がるご縁

ホトカミを見てお参りされた際は、
もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
宇佐神宮の投稿をもっと見る197件
コメント
お問い合わせ