自転車を走らせていると、県道沿いに大きなお地蔵さまが見えた。
雪国らしく、笠を被ったお地蔵様が数体並んでいた。
その後ろには幾つかお墓も観えた。
清水山と書かれた扉が閉ざされた寺院であった。
確かにここはかつては札所の1寺院であったはずなのだ。
その名残は残っている。
しかし、残念ながら無人寺であり、十日町市の資料を見ても全く何もない。
十王堂は日本各地に幾つもある。きっとここもそのうちの1つ、地域の人が旧くから信仰してきた場所なのだろう。
静かな山の中にただ存在する地蔵たち。
その空間を大切にしたいと思うのであった。