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西方寺ではいただけません
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西方寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年10月12日(水)
参拝:2022年10月吉日
今回は奈良県の寺院巡りです。先ず1寺目は、山辺郡山添村の広瀬という所に在る日岡山 極楽浄土院 西方寺です。
天台真盛宗で、本尊は阿弥陀如来。
この阿弥陀如来立像は重文で、快慶の作です。
山添村は奈良県の北東に位置し、東隣は三重県の伊賀市、名張市。人口は3千人、静かな農村です。ど真ん中を国道25号線(名阪国道)が横切っており、奈良市や大阪方面へ行く際に毎回通過しておりました。快慶作の仏像を観なければと思いつつ、中々行けなかったのですが、今回訪れる事が出来ました。(紛らわしいのですが、奈良市の唐招提寺の西に「西方院」があり、そこにも快慶作の阿弥陀如来立像が安置されています。私は今年8月に訪れており、投稿済みですので宜しかったらご覧下さい。)
寺と言っても現在は収蔵庫があるのみ、山添村教育委員会に連絡して拝観予約の仕方を教えて頂き、近くの「ブックカフェひろせ」にて予約を承っているとの事で(但し、その店の営業日は水曜と土日祝の10~15時)拝観予約しました。
大和の国から伊勢街道へ出る路の傍らに小さなお堂を作った。その後、清和天皇病気平癒祈願の護摩法要を行ったところ見事に治癒し、861年に七堂伽藍を創建。後の1495年に真盛上人に帰依し、天台真盛宗となり、尼僧が27人居たと西方寺過去帳に記載があったとの事です。
この寺は伊賀上野の九品寺の末寺であった事から、九品寺から阿弥陀如来像が遷されたものではないかと考えられています。寺は元々現在地に在り、明治時代に入り境内地に小学校を建てるため寺は移転。過疎化により小学校は廃校となり、幼稚園にしたが、幼稚園も廃園となり、元の地に収蔵庫を建てたという事です。(廃園となった幼稚園の校舎を使い、地域の方々でブックカフェひろせを運営しています。)
拝観予約する際に駐車場をお聞きしたら「駐車場はないが、近くに電話Boxがあるのでその近くに停めればいい。」との事。所在地も「広瀬」というだけなのでナビで広瀬の代表地点に向かった。「ここは広瀬」という案内が目に入り、近くに電話Box。でも電話Boxの横はバス停。流石にそこには停められないので広めの路肩に停めました。
目の前の階段の上にはそれらしい(収蔵庫らしい)建物があります。収蔵庫の前で待っていると多分総代の方がみえて、扉の鍵を開けて頂きました。阿弥陀如来立像が目の前に。快慶が無位の頃(法橋、法眼になる前)の1190年代後半の制作、高さ99cmのいわゆる三尺阿弥陀像。切れ長で玉眼、左肩から袈裟を吊っているのが珍しい。裾の表面には截金模様が若干残っています。バランスの取れたとても綺麗な像でした。
拝観料(200円)をお支払いし、御朱印は書置きですが「ブックカフェひろせ」にて頂きました。
天台真盛宗で、本尊は阿弥陀如来。
この阿弥陀如来立像は重文で、快慶の作です。
山添村は奈良県の北東に位置し、東隣は三重県の伊賀市、名張市。人口は3千人、静かな農村です。ど真ん中を国道25号線(名阪国道)が横切っており、奈良市や大阪方面へ行く際に毎回通過しておりました。快慶作の仏像を観なければと思いつつ、中々行けなかったのですが、今回訪れる事が出来ました。(紛らわしいのですが、奈良市の唐招提寺の西に「西方院」があり、そこにも快慶作の阿弥陀如来立像が安置されています。私は今年8月に訪れており、投稿済みですので宜しかったらご覧下さい。)
寺と言っても現在は収蔵庫があるのみ、山添村教育委員会に連絡して拝観予約の仕方を教えて頂き、近くの「ブックカフェひろせ」にて予約を承っているとの事で(但し、その店の営業日は水曜と土日祝の10~15時)拝観予約しました。
大和の国から伊勢街道へ出る路の傍らに小さなお堂を作った。その後、清和天皇病気平癒祈願の護摩法要を行ったところ見事に治癒し、861年に七堂伽藍を創建。後の1495年に真盛上人に帰依し、天台真盛宗となり、尼僧が27人居たと西方寺過去帳に記載があったとの事です。
この寺は伊賀上野の九品寺の末寺であった事から、九品寺から阿弥陀如来像が遷されたものではないかと考えられています。寺は元々現在地に在り、明治時代に入り境内地に小学校を建てるため寺は移転。過疎化により小学校は廃校となり、幼稚園にしたが、幼稚園も廃園となり、元の地に収蔵庫を建てたという事です。(廃園となった幼稚園の校舎を使い、地域の方々でブックカフェひろせを運営しています。)
拝観予約する際に駐車場をお聞きしたら「駐車場はないが、近くに電話Boxがあるのでその近くに停めればいい。」との事。所在地も「広瀬」というだけなのでナビで広瀬の代表地点に向かった。「ここは広瀬」という案内が目に入り、近くに電話Box。でも電話Boxの横はバス停。流石にそこには停められないので広めの路肩に停めました。
目の前の階段の上にはそれらしい(収蔵庫らしい)建物があります。収蔵庫の前で待っていると多分総代の方がみえて、扉の鍵を開けて頂きました。阿弥陀如来立像が目の前に。快慶が無位の頃(法橋、法眼になる前)の1190年代後半の制作、高さ99cmのいわゆる三尺阿弥陀像。切れ長で玉眼、左肩から袈裟を吊っているのが珍しい。裾の表面には截金模様が若干残っています。バランスの取れたとても綺麗な像でした。
拝観料(200円)をお支払いし、御朱印は書置きですが「ブックカフェひろせ」にて頂きました。
すてき
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nomuten973投稿
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