橿原神宮のお参りの記録(1回目)
奈良県橿原神宮前駅

#橿原神宮

ご祭神は神武天皇、ヒメタタライスズヒメ皇后。

#媛蹈鞴五十鈴媛皇后

古事記では比売多多良伊須気余理比売または富登多多良伊須須岐比売命、日本書紀では姫蹈鞴五十鈴姫命。
古事記によれば、ミシマノミゾクイの娘セヤダタラヒメと、オオモノヌシの神の子。日本書紀によれば、ミシマミゾクイミミの神の娘ミゾクイヒメと、コトシロヌシの神の子。古事記・日本書紀とも、初代・神武天皇の皇后で、彼女らの子カムヌナカワミミの尊が第2代・綏靖天皇となった。
日本書紀によれば、イスズヨリヒメという妹がいて、彼女は綏靖天皇の皇后になった。古事記だと初期の天皇の系図が全然ちがい、綏靖天皇の皇后は”しきのあがたぬし”という豪族から出ている。

イスズヒメ皇后の父は、オオモノヌシの神またはコトシロヌシの神。どちらにせよ彼女はスサノオの尊の子孫ということになる。
神武天皇の段階ですでに、太陽神アマテラス大神、山の神オオヤマツミの神、海の神ワタツミの神の血を引いていたが、2代目でさらに、スサノオの尊にまでパスが通じるわけだ。本で指摘されているのを見て「おおっ!?」となった。ただ、なぜ彼女がオオモノヌシの神かコトシロヌシの神の娘だと前から知っていながら、僕は自力でこの点に気付けなかったんだろう、とも思う。