とおちのみあがたにいますじんじゃ
十市御縣坐神社奈良県 新ノ口駅
参拝自由
大和国十市郡の式内社です。大和国には朝廷へ献上する作物を採るための御領地があり、その鎮守社として鎮座しています。そのうち十市、高市、葛木、志貴、添、山辺の御縣神社は総じて「大和国六御縣神社」と呼ばれ、全て官幣大社に列格していました。
また東大寺正倉院所蔵の『大倭国正税帳』という納税の帳簿にも「十市御縣神戸」として記載されており、当時からその土地自体が御領地としての役割を担っていたことが歴史的に残っています。
《社号碑》
《由緒書き》
こちらにある醍醐天皇の延喜の制が『延喜式』にあたります。ちなみに御縣神社は6社以外にも久米御縣神社が式内社として記載されているのですが、こちらだけ官幣小社となっています。
《檜の木》
《鳥居》
扁額には豊受大神さまの名前が書かれています。割と珍しい事例ですね。
《社務所》
普段は無人のようです。
《手水舎》
水は枯れています。洗ひつるここも(略)
《拝殿》
割拝殿式になってます。
《本殿》🙏
👁チェックポイント‼️
式内社として『延喜式』神名帳に記載されている神社は、高い御神徳の他に、当時の貴族や有力豪族の力添えも影響して選定されている傾向にあります。この十市が御縣に選ばれているのも、この地を治めていた「磯城県主」が物部氏の系譜に連なり、皇室にも影響力が大きかったからであると思われます。
《末社群》
春日造で統一されています。
《五社神社》
この1棟の中に、神明社、春日、八幡、熊野、白山の神様が祀られています。
名称 | 十市御縣坐神社 |
---|---|
読み方 | とおちのみあがたにいますじんじゃ |
通称 | 十市神社 |
参拝時間 | 参拝自由 |
参拝にかかる時間 | 約10分 |
参拝料 | なし |
トイレ | なし |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
ご祭神 | 《主祭神》 豊受大神 《配祀神》 市杵島姫命 |
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ご神体 | 不詳 |
創建時代 | 不詳 |
創始者 | 不詳 |
本殿 | 春日造 |
体験 | 御朱印祭り札所・七福神巡り |
概要 | 十市御縣坐神社(とおちのみあがたにますじんじゃ)は、奈良県橿原市にある神社。天平3年(730年)の『大倭国正税帳』(正倉院文書)に「十市御県神戸」とあり、奈良時代以前から続く古社である。式内大社で、旧社格は村社。 |
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歴史 | 歴史[編集] 同社の創建年代等については不詳であるが、『延喜式』にも記載された古社である。古くから皇室の御料地であり、天皇に献上するための蔬菜を栽培する神聖な菜園の霊を祀り、高市、葛木、十市、志貴、山辺、曽布と共に「大和国六御県神社」の一座として朝廷からの尊崇が篤く、天安3年(859年)1月27日に神階が従五位上に昇り、神封が充てられ、醍醐天皇の代、延喜の制には大社に列し、祈年、月次、新甞の案上、官幣に預かった。江戸時代には「十三社(所)大明神」とも称されたが、延喜式の「十市御県坐神社」に充てられた。 |
行事 | 例祭[編集] 5月5日 10月15日 |
引用元情報 | 「十市御縣坐神社」『ウィキペディア日本語版』。 この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E5%8D%81%E5%B8%82%E5%BE%A1%E7%B8%A3%E5%9D%90%E7%A5%9E%E7%A4%BE&oldid=79321956 |
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