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やくおんはちまんじんじゃ

薬園八幡神社の御由緒・歴史
奈良県 郡山駅

ご祭神八幡大神,比咩神
ご由緒

749年7月孝謙女帝が即位、年号は改まって天平勝宝となったこの年の11月、大仏完成擁護の神託を奉じた八幡大神は宇佐から都に向われ、天皇は石川朝廷年足、藤原魚名等の重臣を迎神使として使わされて、12月平城宮の南、梨原の薬園新宮内に設けた神殿に迎え祀られる。梨原の地はもと広大な薬園であったところで、新宮の名もこれに因む。そしてここより東大寺へ遷座の際、八幡大神の御分霊をこの新宮内の神殿に留めて奉斎し、由緒ある薬園の地名を冠して命名されたのが、すなわち当社の創始であり、由緒またこれより生まれる。こうして翌2年9月今の御旅所の地、清澄荘薬園に遷座され、時移り延徳3年に至って現社地の南薬園に鎮祀せられたのである。【薬園八幡神社略記:創立・沿革より】

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