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長福寺ではいただけません
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長福寺のお参りの記録(1回目)
奈良県生駒駅

投稿日:2023年01月14日(土)
参拝:2023年1月吉日
奈良県・大阪府寺巡りの4寺目は、先の3寺と同じく生駒市に在る金龍山 長福寺です。
3寺目の圓證寺から南西へ約5kmです。
真言律宗で、本尊は阿弥陀如来。
こちらの地蔵菩薩立像、聖徳太子立像、毘沙門天立像は市指定文化財です。
また、所蔵の工芸品の金銅能作生塔は国宝です。(現在、東京国立博物館に寄託中)

伝えによれば、617年に聖徳太子がこの地に毘沙門天を勧請し、「国土安穏・福徳長久」の守護神として祀られたのが始まり。その後荒廃し、(西大寺を復興した)叡尊が巡錫した際にあまりの荒廃ぶりに嘆かれ、鎌倉時代の1262年に再建したとの事です。

道路の突き当りに(T字路)山門があり、直ぐ右側に4台分の駐車場がありました。(左へ少し行った右側の庫裏の横にもう1つ駐車場があります。)
石段を上がると正面に本堂、左側には薬師堂(瑠璃殿)、右側には鐘楼、鎮守社の熊野権現、地蔵堂がありました。本堂へ行くと扉は閉ざされています。「やべぇ、拝観予約するべきだったかな。」と思った矢先、何やら案内が目に入りました。「拝観希望者はインターホンで知らせて」と。「セーフ!良かった。」インターホンで拝観したい旨をお伝えすると、間も無くご住職の奥様が本堂の扉を開けて下さいました。

早速本堂に入らせて頂きました。堂内には仏像が多数祀られています。先ず写真でしたが、木造黒漆塗彩絵厨子(県指定文化財?)という普賢菩薩が描かれた板絵の厨子のご説明があり、須弥壇の本尊が載せられている台の奥行が狭いため、過去にはこの厨子が本尊として祀られていたのではないかとの事でした。(葛城市の當麻寺の本尊が厨子に入れられた当麻曼荼羅の様に。)また、来迎柱や長押(なげし)上の欄間板には千体仏図や天女図が、内陣四天柱にはかなり剥離がありますが、仏菩薩図や仏来迎図が極彩色で描かれているのがわかります。格式があった寺院だと想像できます。(あとから本堂と繋がった庫裏の1室にて、原寸大の復元図が展示されていたのを拝見しました。)
須弥壇の本尊阿弥陀如来像を中心に地蔵菩薩像(市指定文化財)、聖観音菩薩像等が、右側の脇間には生駒聖天の宝山寺を中興した湛海作の不動明王、二童子像等が、左側の脇間には毘沙門天像(市指定文化財)が、後陣というのか奥には聖徳太子童形立像(市指定文化財)と多数の仏像が祀られています。制作時代も平安時代から江戸時代までと多岐に渡っていて、恐らく近隣の廃寺となった寺院から遷されたのではないかと仰有っていました。
ご住職の奥様には色々とご説明頂きました。因みにご住職は宝山寺にお務めされているとの事でした。
最後に御朱印をお願いして拝観料(500円)と併せてお納めしました。

長福寺の御朱印
御朱印
長福寺(奈良県)
山門
長福寺(奈良県)
鐘楼
長福寺の建物その他
薬師堂(瑠璃殿)
長福寺(奈良県)
地蔵堂
長福寺の鳥居
熊野権現
長福寺(奈良県)
長福寺(奈良県)
本堂(重文)
長福寺の仏像
本堂須弥壇(ネットから転載)
長福寺の建物その他
拝観、御朱印の案内
長福寺の建物その他

すてき

御朱印

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