えんじょうじ|真言宗御室派|忍辱山
円成寺のお参りの記録一覧
今回は奈良県の寺巡りをしました。先ずは奈良市に在る忍辱山 圓成寺です。忍辱山を「にんにくせん」とはなかなか読めませんね。奈良市でも東方で伊賀市に近い所です。こちらには超有名な運慶作の大日如来が祀られています。私は今回が2回目の参拝で、クラウドファンディングで少額ですが寄付したばかりでしたので訪ねる事にしました。
真言宗御室派で、本尊は阿弥陀如来。
この阿弥陀如来坐像は重文、先に記載した大日如来坐像は国宝、四天王像は重文、聖徳太子立像と僧形文殊坐像は県指定文化財です。
756年に天皇の勅願により唐の僧の虚瀧和尚が開創したと伝わりますが、史実的には1026年に命禅上人が十一面観音を祀ったのが始まり。その後、1466年に応仁の乱の兵火により多くの堂宇を焼失するも栄弘阿闍梨が再興。23寺を有するかなりの寺領であったが、明治になり寺領を失い現在の規模となった。
柳生街道・国道369号線沿いの南側に15台程停めれる無料駐車場があります。駐車場から国道を横切れば境内に入れますが、道路沿いに東へ100m行けば東門がありますので、東門から入りました。楼門の前を通り過ぎて(楼門はくぐれません。)短い石段を上がれば拝観受付ですので拝観料(500円)を納めて、御朱印帳を渡して御朱印をお願いしました。(御朱印は阿弥陀如来と大日如来の2種あり。)本堂で本尊に手を合わせてから大日如来に手を合わせるのが順の様な気がしますが、兎に角、運慶作の大日如来を観たいので拝観受付の奥(左側)の相應殿(収蔵庫)へ。中に入るとデン!といらっしゃいます。
運慶がまだ若き20代に11ヶ月費やして1176年に完成、あーだこーだ言うまでも無いとても素敵な素晴らしい仏像。真横からも観ることができます。四方には小ぶりな四天王像(無指定)。手前には十一面観音立像(無指定)も安置されています。
相應殿を出て左側に護摩堂。不動明王、弘法大師、僧形文殊坐像(県指定文化財)が祀られています。先へ進むと多宝塔、楼門、本堂です。多宝塔は1990年に再建、相應殿が出来る前は此方に大日如来が安置されていました。現在は模刻像です。楼門は1468年に再建されたもので重文。次に本堂(阿弥陀堂)。足場を組んでいる最中、雨漏りするための改修工事です。(クラウドファンディングで対応)須弥壇に本尊・阿弥陀如来坐像(重文)、定朝様の半丈六坐像でとても穏やかなお顔をされています。須弥壇四方には四天王像(重文)。四本柱には観音菩薩、勢至菩薩、等が描かれています。左側の間には旧本尊の十一面観音立像、奥には南無仏大師立像(県指定文化財)。廻り込んだ右側の間には旧観音堂の本尊の十一面観音立像が祀られています。
また、本堂の奥側(東側)には鎮守拝殿(県指定文化財)、鎮守社の春日堂・白山堂(国宝)、宇賀神本殿(重文)、鐘楼があります。
奈良市内と言えども中心部からそこそこ離れていますので静かでゆっくり出来ると思います。また機会があればお邪魔したいです。
御朱印
道路脇の駐車場
東門
円成寺庭園
楼門(重文)
相應殿(収蔵庫・大日如来を安置)
運慶作 大日如来(国宝)
(ネットから転載)
護摩堂
多宝塔(相應殿が出来る前に大日如来が祀られていた)
楼門から見た円成寺庭園
本堂(阿弥陀堂)(重文)
拝殿
鐘楼
春日堂と白山堂(国宝)
宇賀神本殿(重文)
当日ガチャで出た大日如来
大和十三仏の御朱印巡り第2弾は円成寺。
午後から天気が崩れる予報だったので、午前中に訪れました。
到着時は誰もおらず、帰りには車が5,6台駐まっていました。
奈良の中心から少し離れているので、車で行くのがベスト。
御朱印
阿弥陀如来
忍辱山圓成寺
円成寺庭園と楼門
国宝や重文がたくさん
本堂(阿弥陀堂)
重文
多宝塔
国宝の春日堂・白山堂は工事中でした。
宇賀神本殿
重文
奈良県奈良市円成寺。
運慶の傑作大日如来が有名ですが
本堂の阿弥陀如来、柱の絵も見ごたえ有です。
日本最古の春日造りの社殿も立派でした
本堂への入口です。
多宝塔です
多宝塔にある大日如来坐像です
阿弥陀如来の御朱印頂きました
大和十三佛霊場めぐり札所の円成寺をご参拝しました。
庭園の美しいお寺です。
多宝塔に鎮座されていた運慶作の国宝大日如来坐像が現在、真新しい建物の相應殿で拝観することが出来ます。
入山受付をすると境内から大日如来坐像の事まで丁寧に教えてくださいます。
護摩堂
多宝塔
本堂(阿弥陀堂)
楼門
鎮守拝殿
鐘楼
鎮守社 春日堂・白山堂
宇賀神本殿
相應殿
御朱印
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