このたび
日本の夏の風物詩
「打ち上げ花火」をとおして
命の尊さ・命のはかなさ
いまを精一杯に
生きることの大切さ
そして、魂の響きを表現した
「玉響:たまゆら」の
御朱印を奉製しました。
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◆海外の花火との違い
まるく大きく均一に開き
かつ色を変化させながら広がる
打ち上げ花火。
世界でも類を見ない
日本独特のカタチです。
花火に「美しさ」
という芸術的要素を求めるのは
日本ならではのもの。
海外では、
音や迫力を追求するのに対し
日本では、たとえば
花火がひらく前に
光と音を無くして
「一瞬の間」をつくることで
次の花火への期待感をいざないます。
この「間:ま」の表現は
俳句や日本庭園にも用いられる
日本独特の感性で
花火を、
エンターテインメントから
芸術の領域にまで高める
日本の文化を
伝えるものとなっています。
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◆花火のはじまり
打ち上げ花火のはじまりは
江戸時代、今から約300年前に
隅田川で行われた水神祭が
その由来と伝わります。
当時、飢饉や疫病の流行で
多数の死者がでていました。
その犠牲者の慰霊や
疫病退散の祈りを込めて
水神祭で、打ち上げ花火が
あげられたのが最初で
それ以来
夏の風物詩となりました。
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◆花火に込める祈り
日本の花火には
慰霊や疫病退散と合わせて
死者の魂を導く
お盆の「迎え火」や「送り火」の
一種とも言われています。
このことから
日本全国の花火大会は
お盆の時期に
鎮魂の祈りや供養の気持ちを
込めたものが多く
当地の
「諫早 万灯川まつり」の花火も
諫早大水害で犠牲となった
御霊の鎮魂を
願ったものとなっています。
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◆たまゆら
玉響:たまゆら
は「ほんのすこしの間」
という意味の大和言葉。
花火の、美しいはかなさに
重ねた言葉でもあり
「玉」は「魂」にも通じ
ご先祖さまを含めた命と命の
魂の響き合い、鎮魂の祈りを
「玉響」で表現しました。
なお、
花火の画で「玉」を表し
奉書文字は「響」の
一文字だけとしています。
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「玉響」の御朱印は
諫早大水害の象徴でもある
「眼鏡橋:めがねばし」の上に
大輪の美しい花火を描くことで
各地での災害や
このところの痛ましい事件事故の
慰霊や鎮魂を祈る御朱印です。
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御朱印を通して
どうか、ともに
穏やかな世界、平和な世界を
お祈りしていただけましたら幸いです。
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○頒布期間:7/23頒布開始、数量限定(無くなり次第の終了)
○サイズ:見開き
○御朱印符(奉書や朱印は金箔押し)
○神社で御朱印帳にお貼りしますので、御朱印帳をご持参ください(御朱印帳は神社でも頒布しています)お持ち帰り可
○社務所にて頒布(9:00~17:00)
○参拝日はお参りされた日付を墨書きいたします
○当神社オリジナル御神饌 [ 神社おこし等 ] 付き