長光寺の日常(14回目)|長野県大屋駅
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投稿日:2022年02月20日(日)
本日2月20日は祖母の祥月命日です。
今年23回忌を迎えました。
祖母(以下、ばあちゃん)は私が大学一年生のときに難病で亡くなりました。
ヤコブ病という日本では年間100万人に1人の割合で発症するまれな疾患でした。
初代寺庭婦人として戦後の貧しい時代に4人の子供を育てあげ、僧侶の資格も取り、御題目に生きた人でした。
人一倍、泣き虫だった私が学校でいじめられて泣きながら帰ってくると
「大丈夫。ばあちゃんとお題目となえてみよ。そうすればほとけさん、みててくれるから。まもってくれるから。」
そういってお題目を唱えながら背中をさすって慰めてくれ、
「かあちゃん、帰ってくるまで畑いってあそぶべ」
といつもお寺の畑に連れて行ってくれました。
ばあちゃんに背中をさすられて御題目を唱えてもらうと、なんだかこころがあたたかくなり、自然と気持ちも落ち着きました。
そんな暖かく、やさしいばあちゃんでした。
「おばあちゃん、好きだったもの覚えてないの?」
妻とばあちゃんの話になるとよく聞かれました。
「うーん、肉は食べなかったし、甘いものもたべなかったな、、、。」
「でも、よくきなこごはんを作ってくれたなあ、、、。」
「きなこごはん??なにそれwww」
今日の朝早くからお供えの天ぷらをつくってくれた妻。
「おそなえできたから持っていってねー」
そう声をかけられておそなえものを見てみるとしっかりと「きなこごはん」がありました。
こどもの頃に、よく食べたばあちゃんのきなこごはん。
あまりの懐かしさに、涙があふれ、そしてばあちゃんのあたたかさも、思い出しました。
「困ったら、苦しかったら、御題目をとなえなさい。
ほとけさん、みててくれるから。まもってくれるから。」
今でもばあちゃんの言葉は忘れられません。
ばあちゃんに教わったことを、わたしの息子たちにも伝えています。
今年23回忌を迎えました。
祖母(以下、ばあちゃん)は私が大学一年生のときに難病で亡くなりました。
ヤコブ病という日本では年間100万人に1人の割合で発症するまれな疾患でした。
初代寺庭婦人として戦後の貧しい時代に4人の子供を育てあげ、僧侶の資格も取り、御題目に生きた人でした。
人一倍、泣き虫だった私が学校でいじめられて泣きながら帰ってくると
「大丈夫。ばあちゃんとお題目となえてみよ。そうすればほとけさん、みててくれるから。まもってくれるから。」
そういってお題目を唱えながら背中をさすって慰めてくれ、
「かあちゃん、帰ってくるまで畑いってあそぶべ」
といつもお寺の畑に連れて行ってくれました。
ばあちゃんに背中をさすられて御題目を唱えてもらうと、なんだかこころがあたたかくなり、自然と気持ちも落ち着きました。
そんな暖かく、やさしいばあちゃんでした。
「おばあちゃん、好きだったもの覚えてないの?」
妻とばあちゃんの話になるとよく聞かれました。
「うーん、肉は食べなかったし、甘いものもたべなかったな、、、。」
「でも、よくきなこごはんを作ってくれたなあ、、、。」
「きなこごはん??なにそれwww」
今日の朝早くからお供えの天ぷらをつくってくれた妻。
「おそなえできたから持っていってねー」
そう声をかけられておそなえものを見てみるとしっかりと「きなこごはん」がありました。
こどもの頃に、よく食べたばあちゃんのきなこごはん。
あまりの懐かしさに、涙があふれ、そしてばあちゃんのあたたかさも、思い出しました。
「困ったら、苦しかったら、御題目をとなえなさい。
ほとけさん、みててくれるから。まもってくれるから。」
今でもばあちゃんの言葉は忘れられません。
ばあちゃんに教わったことを、わたしの息子たちにも伝えています。
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