御殿山天満宮のお参りの記録(1回目)
長野県北松本駅

１月３日に初詣に行ってきました。浅間温泉の裏山に位置する本殿は、山道を上りひっそりと佇んでいるため、参拝者は僅かだと思われます。人混みのないこんな初詣も粋なものです。水野松本城主から歴代の城主に崇敬された歴史を感じてきました。　

御殿山の天満宮
万治二年（一六五九）松本城主水野忠職は、安曇大野川の大樋山より多くの白銀（鍋）が発掘されたので祝福祈念として、浅間御殿を改修し、御殿山には守護神として天満宮を勧請した、以後歴代城主は文教の祖神として崇敬し、社殿の修復に意を用いた。
本殿は屋根と基部以外は創建当時のままで、水野氏の紋のついた魅暖”桃勝りの無。広い面取りの柱、簡素な木組、彩色など松本市でも古くて優れた建築である。昭和六三年一部修復する。
例祭は七月二〇日児童らの夏祭りとして行われ、葦の五色職を奉納し学業向上を祈願。下の広場ではイベントが楽しく行われる。
神楽殿では神楽の奉納がある。