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薄地区民家の道の突き当たりに鎮座するこちらの神社にお参りしてきました。神社鳥居前には山車(お船)の車庫があり、その入り口には地区の庚申様や念仏供養塔などがありました。
松本ではお船祭りで有名な神社です。地元薄川の神を祀ったのが始まりの神社です。
古来より須々岐水神と称され、この地の開拓の祖神として、薄川(すすきがわ)の神を祀り、山家(山辺)郷民の信仰を得て現在に及んでいる。明確に確認されているのは867年には現在の神社が記述されている。以来山辺地域のみならず、松本の民の生活水、農業用水として貴重な役割を果たしてきた薄川の水霊としても、人々の生活を守ってきた。うっそうと茂る巨木の杉林にその歴史を感じることが出来る。
高句麗系帰化人の須々岐氏の神廟であったとも言われる。
鎌倉時代、山辺地区を支配下に置いた諏訪大社上社の神(みわ)氏により、上社同様出雲系の建御名方命、素戔嗚命を祭神としている。
このため諏訪大社と同じように、「御柱」を最大行事としている。
薄川には、神様が笹舟に乗って下ってきたという神話があり、毎年5月の例大祭には、「お船」の屋台が各地区から神社に結集する。
お船祭り【毎年5月4日(宵祭り)~5月5日】
□江戸時代末期、享保年間より逐次船が作られ、天保年間には現在の9町会の『お船』が出揃った。各町会のそれぞれの氏子衆の五穀豊穣・子孫繁栄等の願いをこめて年に一回(5月5日)に9町会がそれぞれ自慢の絢爛豪華な9艘の『お船』を、須々岐水神社に向かい勇壮に引き回す。
お船(山車)の倉庫
供養塔、庚申様、馬頭観音
庚申様
手水鉢
百度石
拝殿
境内社
拝殿
拝殿と本殿
一之御柱
一之御柱
ニの御柱
社務所
神楽殿のように見えるが「薄宮大神」「薄宮大明神」の神額が置かれている。
境内社
金毘羅大権現と彫られた灯籠
文政四年(1821年)
境内社からの境内
聖徳太子と瓦に組み込む
絵馬
太子殿
太子殿拝殿内
灯籠
文政七年(1824年)
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