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戸隠神社奥社ではいただけません
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とがくしじんじゃおくしゃ

戸隠神社奥社のお参りの記録(1回目)
長野県黒姫駅

投稿日:2022年07月24日(日)
参拝:2022年6月吉日
8

【信濃國 古社巡り】

戸隠神社・奥社は、は、長野県長野市戸隠にある、戸隠神社(※詳細は下記)を構成する5社のうちの1社。また戸隠三社というときの1社。祭神は手力男命。

創建は孝元天皇の御代、紀元前210年。祭神は神代の昔、天照大神が天の岩屋にお隠れになった時、無双の神力をもって岩戸を開いた神。平安時代の849年に、学門(学問)行者が道場として開いた伽藍が起源とされる。

当社は、戸隠神社を構成する5社の中で最も高い場所にあって、戸隠道(県道36号線)上の入口(中社から1km)から2kmの参道を進んだところにある。境内(社叢)の広さは51ヘクタールで、東京ドーム11個分と広大。参道途中に隋神門があり、参道両側には17世紀に植樹された杉並木が続く。神仏混淆の時代には、参道両側に子坊が並び、聖観音菩薩(現在は長野県千曲市の長泉寺本尊)を祀っていた。本殿内部に戸隠三十三窟の「本窟」と「宝窟」があると言われるが非公開。

今回は、旧国幣小社である戸隠神社5社のうちの1社ということで参拝することに。参拝時は休日の午前で、天気が良いこともあり、ハイキングに来ている人を含め。かなり多くの人々が参拝に訪れていた。


※御朱印は、奥社・九頭龍社共通の授与所で拝受できる。


(※)戸隠神社(とがくし~)は、長野県長野市北西部の戸隠山周辺の、奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社の5社からなる神社。旧社格は国幣小社。祭神は、奥社が天手力雄命(あめのたちからお)、中社が天八意思兼命(あめのやごころおもいかね)、宝光社が天表春命(あめのうわはる;中社祭神の御子神)、九頭龍社が地主神の九頭龍大神、 火之御子社が天鈿女命(あめのうずめ)。別称は「戸隠権現」、「戸隠三社」。
説によると、奥宮の創建は孝元天皇5年(紀元前210年)と言われ、九頭龍社はそれよりも古いとしている。戸隠山は、天照大神が籠っていた「天の岩戸」を天手力雄命が投げ飛ばした際の破片が飛んできて山となったと言われ、地主神である九頭龍大神が天手力男命を迎え入れたのが始まりとされる。『日本書紀』に記されている「水内の神」が戸隠神社であるとする説もある。平安時代の849年に僧・学問が奥社の地で初めて修験を始めたとされ、その後、天台密教、真言密教、神道とが習合した神仏混淆の戸隠山勧修院顕光寺として発展し、修験道場・戸隠十三谷三千坊として比叡山延暦寺、高野山金剛峰寺とともに「三千坊三山」の1つとして全国に知られるようになった。鎌倉時代には当山(延暦寺山門派)の別当であった栗田氏が山麓の善光寺(園城寺山門派)の別当をも世襲したため、両寺は関連を深めた。戦国時代に当北信濃地域は、甲斐國・武田信玄と越後國・上杉謙信との争乱に巻き込まれ、栗田氏は分裂させられ、苦境の時期を過ごした。江戸時代に入ると、徳川家康から朱印地1000石を与えられ「戸隠山領」が成立し、同時に東叡山寛永寺の末寺となった。次第に農業神、水の神の性格が強まり、山中は次第に修験道場から門前町へと変貌していった。明治時代になると、神仏分離令や修験宗廃止令により廃仏毀釈運動が起き、戸隠山顕光寺は寺院を分離して神社となり、宗僧は還俗して神官となった。
戸隠神社奥社(長野県)
戸隠道(県道36号線)から見た<戸隠神社奥社入口>。社号標も立っている。
ここから参道を2km進む。森林浴のスタート。(o^―^o)
戸隠神社奥社(長野県)
入口から坂を下ると右手に<茶屋>があり、進んで<神橋>を渡る。
戸隠神社奥社の鳥居
神橋の先にある<鳥居>。
戸隠神社奥社(長野県)
平坦な参道を数百m進むと、両側に<狛犬>が現れ、<隋神門>が見えてる。
戸隠神社奥社の山門
こちらが<隋神門>。真っ赤な躯体に、藁葺屋根の上に生えた雑草が印象的。
戸隠神社奥社の山門
<隋神門>は旧仁王門で、現在は「隋神門」の扁額が掛かり、両側には随身像が収められている。
戸隠神社奥社の建物その他
隋神門をくぐったあとの参道。両側のまっすぐで高い巨木が戸隠の歴史を感じさせてくれる。
江戸時代初期に挿し木によって植樹されたスギとのこと。
戸隠神社奥社(長野県)
現在は何もないが、こちらが<奥社院坊跡>とある。平安時代から江戸時代までは、こちらに戸隠権現に奉仕した院坊があったが、宝光社、中社に住居を移したとのこと。
戸隠神社奥社(長野県)
参道途中にあった、杉の根本の空洞。説明書きはなかったが、安産祈願の祠になっているのかな。
戸隠神社奥社の周辺
途中から、参道は徐々に登り始める。
戸隠神社奥社(長野県)
参道が狭くなっているところでは、一列になって下山者とすれ違う。
戸隠神社奥社の建物その他
明治時代の講社の石碑。昔はここまで参拝に来るのも一大イベントだったのかな。
戸隠神社奥社(長野県)
いよいよ社殿周りに到着。最初に参道左手に見える建物は<授与所>。御朱印はこちら。
戸隠神社奥社(長野県)
参道の突き当りにある<手水舎>。
戸隠神社奥社の建物その他
手水舎の左側にある階段を登って、右方向に進む。
戸隠神社奥社の狛犬
階段左側の<狛犬>。小さい出雲式狛犬。
戸隠神社奥社の狛犬
階段右側の<狛犬>。角はあるが小型愛玩犬みたい。
戸隠神社奥社の末社
階段を上がったところにある<九頭龍社>。戸隠神社5社の1つ。
戸隠神社奥社(長野県)
階段は2列あるが、左が奥社社殿に通じる階段。右は祭祀場のような何もない場所に繋がっている。
戸隠神社奥社(長野県)
いよいよ奥社社殿の鳥居をくぐる。
戸隠神社奥社(長野県)
奥社社殿全景。奥に洞窟があるので、こちらは拝殿と呼ぶべきなのかな。
戸隠神社奥社(長野県)
奥社拝殿正面。この内部には祈祷できる広いスペースがあって、この時も祈祷が行われていた。
戸隠神社奥社の末社
拝殿に向かって左側にある建物。
戸隠神社奥社(長野県)
外には絵馬掛け、中には奉納物の酒樽や千羽鶴などが置いてある。扁額は「戸隠大神」。
戸隠神社奥社の本殿
最後にもう一度、見納めに奥社拝殿を眺める。
戸隠神社奥社(長野県)
鳥居を出て階段を下る。さっきより行列が伸びているかな。
戸隠神社奥社(長野県)
ここから帰り道。参道脇の巨岩の脇に並ぶ石仏群。
戸隠神社奥社の末社
行きに見逃した<飯綱神社>。
戸隠神社奥社(長野県)
帰り道は目的達成後なので、気分は晴れやか。景色を楽しむ余裕も倍増。(o^―^o)
純粋に森林浴を楽しみながら、らくらくの下りの道を進む。
戸隠神社奥社の山門
もう一度<隋神門>をじっくり眺める。
戸隠神社奥社の鳥居
最後に入口の<鳥居>。スタートは11:00、現在12:30なので、1時間半で往復したみたい。
ちょうど気候の良い季節だったので、暑くもなく寒くもなく、軽い運動としても気持ちが良かった~♪ (^▽^)/

すてき

御朱印

みんなのコメント8件)

惣一郎さん。。
奥社。。懐かしいです。。
ずっと前に、まだ御朱印を知らない頃の8月の暑い日に奥社と中社に伺いました。。
奥社は随神門をくぐると空気感が違いますよね。
素敵な神域ですよね♪
ただ、参拝する頃には水分持って行かなかったので、気分が悪くなったという。。情けない思い出もあります。。
いつか、リベンジしたいと思います😊

2022年07月24日(日)

うさぎ大福さん、こんばんはー!😄
戸隠神社にも行かれたことがあるんですね。

当社社叢の神聖な空気には、自分も感動しました😭

往復4kmの道のり、ちょっとした勾配もあるので、水分なしだとかなり辛そうですね😅

自分は寺社仏閣巡りの時は、お賽銭と御朱印帳と飲み物は必携3点セットにしています(*^^*)✨

2022年07月24日(日)

そうですね♪
三点セットは必要ですね😁

2022年07月24日(日)

惣一郎さん🍀

戸隠神社、いつかはお詣りしたい神社です。
写真もステキ、情報もたくさん
ありがとうございました🙇‍♀️
隋神門ステキですねー♡
人気の神社さまなので
やはり人がたくさんですね‼︎
田舎もののワタシ
人酔いしちゃいそうです😅

2022年07月24日(日)

うさぎ大福さん♪

実は寺社仏閣巡りを始めたころ、よくこの3点のどれかを忘れてお参りし、痛い目にあって来たので、いまでは武道・お作法の<型>みたいに身体に染み込んでいます~♪ (^_^;)

2022年07月24日(日)

ゆきまちこさん、こんばんは~!(o^―^o)

自分もこの3年ぐらい、ずっと行きたいと思いながらも、関東からは意外と近いので逆に行けていなかった感じです。今回は善光寺御開帳のおかげで、やっと行けることになりました。(^_^;)

この日は天気の良い週末だったので、入口と社殿周りだけは人がたくさんいました。
でも往復4kmの参道を歩いている間は特に混んでいなかったので、ハイキング&森林浴は快適でした。(自分も人混みは苦手なのですが、人酔いしない程度でした)(^▽^)/

2022年07月24日(日)

惣一郎さん、こんにちは✨😃❗️
おぉ、週末の戸隠神社はさすがに大行列なんですね💦
自分は平日に行ってて良かった😅
先を急ぐあまり、ゆっくり蕎麦なんぞ食べられなかったのが残念で・・

2022年07月25日(月)

しんさん、こんにちはー!(o^―^o)

しんさんは平日に行かれたんですね。確かに山の中なので平日なら気温の良い季節でも空いていそうですね。
まぁ、自分としては待ち焦がれた戸隠参拝だったので、人の多さも人気を感じるのに良かったと思ってます。
しかも、行列の待ち時間は意外と短くて助かりました。

自分もこの日、先を急いだので戸隠蕎麦どころか、昼ご飯をパスして夕方までスルーで寺社仏閣を廻りました。(^_^;)

2022年07月25日(月)
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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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