多度大社のお参りの記録(1回目)
三重県多度駅

#多度大社 #多度神社

パンフは本宮にあたる多度神社と、別宮にあたる一目連神社を同じフォントで記載する。多度神社のご祭神はアマツヒコネの命。相殿神にオモダルの尊、カシコネの尊。一目連神社のご祭神はアメノマヒトツの命。

#天津彦根命

古事記では天津日子根命、日本書紀では天津彦根命。アマテラス大神とスサノオの尊による”うけい”で、アマテラス大神が持っていた勾玉から生まれた5柱の男神の1柱。5柱の兄弟のうち、古事記・日本書紀とも3番目とする。

古事記によれば、”うけい”においてアマテラス大御神の玉から生まれた5柱の男神は大御神の御子と、スサノオの命の剣から生まれた3柱の女神はスサノオの命の御子と判定された。このように、アマツヒコネの命はアマテラス大御神の御子のはずなのだが、なぜかスサノオの命との関連が目に付く。
まず、2柱は共に嵐の神とされる。
さらに大将軍八神社（京都市上京区）はスサノオの尊と、先の”うけい”で生まれた8柱の御子神たちを祀り、八将神という陰陽道の方位神に当てる。だがアマツヒコネの命はスサノオの命と一緒に、そのうちの大将軍神と対応させる。
多度大社にしたって、宗像三女神を祀る社の名前が美御前社だったり、摂社や末社ですらあまり見かけないアメノマヒトツの命を祀っていたりと、八坂神社（京都市東山区）との共通点が目立つ。