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正眼寺ではいただけません
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正眼寺のお参りの記録(1回目)
三重県大羽根園駅

投稿日:2023年01月02日(月)
参拝:2023年1月吉日
明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いします。
新年早々に、近くの三重県と愛知県の寺院参拝に出掛けました。

先ず1寺目は、三重県北部の三重郡菰野町に在る新福山 正眼寺です。
臨済宗妙心寺派で、本尊は薬師如来。
この薬師如来坐像と脇侍の菩薩立像2躯と合わせた薬師三尊像は県指定文化財です。

多くの方が「わざわざ元旦に行かなくてもいいのに。」とおっしゃると思いますが、こちらの薬師三尊像は年に1日、元旦にしか開帳されないからです。開帳日についてはネットを検索しても出てきません。そこで菰野町教育委員会に連絡先をお聞きし、直接正眼寺さんにお電話してお聞きし、今回訪れました。

正眼寺は、元は寺坂という所にありましたが、戦国時代に織田信長の兵火に遭い焼失。その際に本尊は運び出され、近くの農家で祀られ続けていたと伝わります。その後、菰野藩主の土方雄氏が仮堂を建て本尊を安置し、藩の将来を祈念して新福山という山号を許し、1657年に3代藩主の土方雄豊が再興したとの事です。昔は33年毎の開帳だったそうです。

御在所岳へ上る御在所ロープウェイがある湯の山温泉の少し東の伊勢西国三十三所観音巡礼の巡礼道沿いに在ります。寺院前の駐車場と思われる所に停めました。
本堂と庫裏のみの小ぢんまりした境内。本堂の扉は少し開けてありましたが、勝手に上がらせて頂いて良いのかわからなかったため、庫裏で拝観させて頂く旨の声を掛けてから本堂に上がらせて頂きました。
開かれた厨子に薬師三尊。中尊の薬師如来坐像は、高さ86cm、定朝様で丁寧に彫られており、平安時代後期作。下半身ががっしりしていて安定感があります。両脇侍の日光・月光菩薩立像は高さ120cm、中尊と同時期の作と考えられています。

田舎の小さな寺にこの様な立派な仏像が祀られているのは昔の藩主のお陰とご住職がおっしゃっていました。ただ、現在檀家さんは10軒程でなかなか厳しいとの事でした。それと御朱印は対応されておりませんでした。


正眼寺(三重県)
正眼寺(三重県)
本堂
正眼寺の本殿
堂内
正眼寺(三重県)
開かれた厨子に薬師三尊
正眼寺の仏像
薬師如来坐像
正眼寺(三重県)
正眼寺(三重県)
正眼寺の仏像
正眼寺(三重県)
日光菩薩
正眼寺(三重県)
正眼寺(三重県)
月光菩薩
正眼寺の仏像

すてき

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