かたやまじんじゃ
片山神社のお参りの記録一覧
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伊勢国鈴鹿郡の式内社です。東海道の通る鈴鹿峠の中腹に建っており、伊勢国と近江国の国境を通る行商人たちを守る「鈴鹿権現」として崇敬されています。鈴鹿峠の道路が一方通行なので2、3度辿り着けずにグルグルしました…
《鳥居と社号碑》
県道から左に小道を逸れて降りたところにあります。すっごいわかりにくい。
《鈴鹿流薙刀の石碑》
江戸時代に仙台藩で伝承されていたらしく、現在も残っているとのこと。
《手水舎》
水が流れています。
《表参道》
峠の中腹、山の側面を縫うように参道が作られており、見事な石垣が組まれています。
👁チェックポイント‼️
この鈴鹿峠は人の通りが多い一方、山中であったが故にその荷物を狙う盗賊の住処でもありました。一番有名な逸話で女盗賊の「立烏帽子」があります。あの坂上田村麻呂公と闘った、恋仲だったなどの話のある方で、鈴鹿峠の近江側に田村神社、伊勢側に当社と対になっているとも言われています。
FGOではJKかぶれになってますね。
《末社・愛宕社》
火の用心!!山火事危ないですからね。
《社殿跡》
現在片山神社は1999年の放火によって社殿が焼失しており、基礎の台座のみとなっています。それからもう23年も建っていますが未だに再建されていません。山奥で近くに氏子さんもいないですし、なかなか復興は難しいのでしょうか。
何が辛いってインターネットが主流になる前に焼失してるのでネット内に社殿の写真がないんですよね…
《神事用の釜?》
今では祭事もやってないのか釜が至る所に放置されています。御朱印ビギナーさんが書かれている通り、かなり古い年代が刻まれています。
《末社・稲荷社》
一応稲荷社の祭事について宮司さんからの貼り紙があるのでなにかしらは行われている模様。
いつもお世話になってお(🤛
《表参道》
いやぁ、やっぱりここからの写真は撮りたくなってしまいますよね。
国道1号線の上り方面、鈴鹿峠の山中にある式内社。
トンネルを抜けて、下り坂のカーブに進入路があり後続車に注意が必要です。普通車では少し狭い道を下ると突き当たりが神社です。平成11年に放火により本殿が消失しているので、本殿はありません。
境内には、愛宕社と不明の社が2つあり、釜が無造作に放置してありました。湯立て神事に使用したと思われる釜で、元号が鋳込んあったので調べてみたら享保貳年(1717年)、延享元年(1744年)とあり約300年前のものです。ちなみに徳川吉宗の時代。
境内の雰囲気は、とても厳かな空気感でした。
進入路
愛宕社
延享元年
享保貳年
三重県のおすすめ🎌
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