かんおみはたどのじんじゃ
神麻続機殿神社(皇大神宮所管社)のお参りの記録一覧
伊勢参宮企画旅行で、神麻績機殿神社を参拝。
3月に上映会を行った 映画 『時の絲ぐるま』 は、大嘗祭の繒服(にぎたえ)麁服(あらたえ)を取り上げていますが、伊勢の神宮でも 神御衣祭(かんみそさい)に和妙(にぎたえ)荒妙(あらたえ)が奉献されるので、今回の企画を立てました。
5月1日に奉織始祭を行い、翌2日から機織りが行われ、概ね1週間ほどで織り終わるそうです。
参拝した日は既に織り終わってはいましたが、最後の作業をされているところで、機織り機などを垣間見ることが出来ました。
この後、皇大神宮へ移動して御垣内参拝と御神楽奉納を行います。
こちらは機織りをする八尋殿
普段は扉は閉まっていますが、この期間は開いています。
こちらが神麻績機殿神社の社殿
5月14日と10月14日、伊勢神宮で行われる神御衣祭にお供えするための麻布(荒妙)を織るのがこちらの神社です。
奉織は5月、10月の年2回なので、ぜひその機会に参拝したいと心待ちにしていました。
鳥居の向こうには八尋殿(やひろどの)という、織子さんが作業をする機殿があります。
左奥がご本殿です。
神麻続機殿神社
鳥居をくぐったところに大木が。
右は八尋殿
八尋殿
白衣白袴の織子さんが作業をされているのが見えました。
機のトントンカラリという音もよく聞こえ、タイミングよくお参りさせていただき嬉しかったです。
末社
末社
境内に、カラスウリがあるのを発見。
夏の夜に、一夜限りの白いレースのような幻想的な花を咲かせます。
伊勢の神宮125社のうち、皇大神宮所管社に属する神社です。5月と10月に皇大神宮と荒祭宮にお供えする荒妙(麻布)で織った御衣(おんぞ)を作る施設でした。
年に2回服を作るということはつまり、夏服と冬服ですね👍✨
《鳥居》
注意書きの位置が下機殿と反対側にありますね。
《表参道》
基本的に境内の建物の配置は下機殿と同じです。
《御神木》
こちらもなかなかに立派な…ん?
これは…キックスケーター…?まさか神宮職員さんが乗ってきている説…?
《社務所》
《境内》
こちらも同じように左の小さい建物が本殿です。
《八尋殿》
👁チェックポイント‼️
こちらもかつては麻績部(おみべ)と呼ばれる専門職の方がいましたが後世に断絶し、大正三年に復興します。現在は奈良市月ヶ瀬で取られた麻を使い、伝承され作られています。
《本殿》
下機殿で祭典が行われた後でこちらでも催行されます。
片付けの途中だったのか、神職さんが座られる茣蓙が敷かれていました。
《祓殿》
神籬が建てられていました。
神社の取り囲む社叢は正面の鳥居以外は入り口がなく中も全く見えません。それだけ、行われている祭祀が秘匿されていたことがわかります。
本日は13日で御衣奉職始祭が行われ、ついに明日内宮では神御衣祭が行われます。
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