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楽しみ方

常教寺のお参りの記録(1回目)
三重県松阪駅

投稿日:2025年09月06日(土) 17時02分56秒
参拝:2025年9月吉日
三重県松阪市の寺院巡りの3ヶ寺目は、白粉町に在る常教寺です。
真宗高田派で、本尊は阿弥陀如来。
本尊とは別のもう1躯の阿弥陀如来立像は、市指定文化財です。
拝観に際しては、事前予約が必要です。
余談ですが、白粉町は「しろこまち」「しらこまち」とは読まずに「おしろいまち」と読みます。何か情緒のある読み方ですね。

昔は松坂の駅部田にあったが、1671年に蓮乗院文応上人が現在地に移した。本堂は1799年の建立。阿弥陀如来像は、元は笹川町字只越の地蔵堂に祀られていたが、明治末期に廃寺となった際に個人所蔵となり、近年、常教寺に遷されたとの事です。

山門の横に駐車場がありましたので(ほんの少し離れた所にも有り)停めさせて頂きました。
山門をくぐると正面に本堂、右側に庫裏、左側に鐘楼と出来て日が経たない観音堂です。庫裏へ行って拝観させて頂いた者と告げて観音堂に案内頂きました。元々の観音堂は修繕が出来ないため今風の建物に建替え、階上部は位牌堂の様です。よって1階部分はいつでも入れます。空調が利いていて快適。元々安置してあった仏像をそのまま安置してあるそうで、中央の厨子には千手観音立像、右側の厨子には弁財天坐像、左側の厨子には子安観音坐像です。目当ての阿弥陀如来像は文化財という事もあり、施錠された別の部屋に安置してありました。そちらに案内頂くと更に扉があって施錠してありました。なかり厳重です。扉を開けて頂いて拝観。阿弥陀如来立像は高さ約50cm。鎌倉時代~室町時代の作。お顔は優しく上品。兎に角、衣文がきれいで美しい。県指定でも誰も文句を言わないだろうと思うほど良く出来た像でした。
真宗という事で御朱印はお書きになっていないだろうと思いながらもお尋ねしたところ、やはり書いていないとの事でした。
松坂市内の寺院巡りの予定はこれで終了です。

ーオマケー
松阪市の寺院を巡った後の帰り道に、津市の「三重県総合博物館」へ行って、企画展「地獄へようこそ 鬼と亡者と閻魔の世界」を観てきました。会期は9月23日まで。
安楽寺(松坂市)所蔵の快慶作の阿弥陀如来立像と地蔵菩薩立像(共に三重県総合博物館寄託)が出展されると知り、これは必見と思い行きました。

常教寺(三重県)
山門
常教寺(三重県)
鐘楼
常教寺(三重県)
本堂
常教寺(三重県)
今年5月に完成した観音堂
常教寺(三重県)
常教寺(三重県)
阿弥陀如来立像(市指定文化財)
(ネットから転載、殆どネットに出てこない)
常教寺(三重県)
-オマケ-
三重県総合博物館
常教寺(三重県)
企画展「地獄へようこそ 鬼と亡者と閻魔の世界」のチラシ

すてき

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