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やくもじんじゃ

八雲神社の御由緒・歴史
三重県 松阪駅

ご祭神建速須佐之男命、誉田別命、八柱神
ご由緒

屋根は宝形造り(ほうぎょうつくり)で頂上の露盤上に鳳凰(ほうおう)をのせる。軸部は方一間とし、方柱を台上に立て、その上の出三つ斗で軒を受け、出三つ斗(でみつど)の下は頭貫(かしらぬき)、上下の内法長押(うちのりなげし)を順に重ね、その下を霊屋とし、戸張をかけ、神鏡3面を吊る。霊屋の下には、腰長押 と地長押との間に盲連子(れんじ)を入れ、縁上に勾欄(こうらん)を組み、鳥居を立て、最下の台から轅(ながえ)が出ている。神鏡に「元禄十五壬午(みずのえうま)天六月吉祥日松坂惣中産寺弥勒院 覚翁代」と陰刻があり、その頃の製作と考えられる。

 なお、八雲神社は旧城下の産土神(うぶすなかみ)で牛頭天王(ごずてんのう)を祀り、江戸時代は弥勒院善福寺が別当寺であった。神輿は7月の祇園祭に練られ巡行する。

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