仲楽寺(廃寺)のお参りの記録(1回目)
三重県一身田駅

今回は三重県津市の寺院巡りです。
先ずは、津市安濃町太田に在る大洞山 仲楽寺(廃寺)です。
(ホトカミさんに未登録だったため当方にて登録しました。)
寺号柱はあるものの廃寺のため寺院の建物はありません。跡地には太田区公民館が建てられており、公民館の中に仲楽寺の本尊であった阿弥陀如来坐像が安置されています。この阿弥陀如来坐像は県指定文化財です。
拝観に際しては、近くにある西念寺のご住職にコンタクトして予約する必要があります。

仲楽寺の開創等は不明。江戸時代の寛延年間(1748～51年)頃に「大洞山 仲楽寺」と号し、明治初年頃は臨済宗で、藤堂藩ゆかりの津の浄明院末寺だった。昭和になって無住となり、やがて廃寺に。跡地に公民館を建てる事となり、建設中は西念寺に阿弥陀如来坐像を預ける事となり、仏像胎内から紙片(恐らく願主や結縁した人々の名、造立年などを記した願文)が出てきたそうですが、ご住職がゴミ屑(ぼろぼろだったのでしょう)と思って焼却してしまったそうで、残っていれば重文に指定されていたかも？と残念がって(悔いて)いました。

約束時刻の15分前に着きましたが、既にご住職と区長さんもいらっしゃっていて、恐縮してしまいました。


ーーー後日アップします。