ほうきょういん|臨済宗単立|善入山
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宝筐院の編集履歴
2023年12月25日 12時11分
ご由緒
善入山と号する臨済宗の寺である。
当寺は平安時代に白河天皇により創建され、当初善入寺と称した。南北朝時代に夢窓疎石の高弟、黙庵が入寺し、室町幕府二代将軍足利義詮の保護を得て、伽藍が復興された。更に、義詮の死後、その院号宝筐院に因んで現在の寺名に改められた。以後、足利氏歴代の崇敬を得て栄えたが、室町幕府の衰亡と共に衰微していった。
現在の堂宇は明治時代以降に再興されたもので、本堂には十一面千手観世音菩薩を安置している。
境内には貞和四年(正平三年、一三四八)四條畷の合戦で戦士した楠正行の首塚と伝えられる五輪塔及び義詮の墓と伝えられる三層石塔がある。
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